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PHILOSOPHY 特別編 ―CULTURE― vol.06

ディズニー人事・総務バイスプレジデントが語る、求められるリーダー像

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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
人事・総務 バイスプレジデント
中山 多美恵氏

1998年日本オラクルに入社。コンサルティング会社勤務を経て、2004年にコロンビア大学国際公共政策大学院で修士号取得。帰国後、HRリーダーシップ・プログラム生としてGEに入社。金融、ヘルスケア事業等でHRマネージャーを経験。2010年にヴェオリア・ジャパンに人事・コミュニケーション部門のリーダーとして入社、2012年に同社及びグループ子会社の取締役に就任。BASFジャパン 執行役員 人事本部長を経て、2019年より現職。

公開日:2023年10月20日
※インタビュー実施時の御所属・役職名にて記載させて頂いております

誰もがありのままで活躍できる組織を創りたい

ウォルト・ディズニー・ジャパンに入社するまでのご経歴を教えてください。

カリフォルニアの大学を卒業後、帰国して日本オラクルに新卒で入社することになりました。当時同期は120名ほどいましたが、総合職で入社した女性の同期の割合は10%程度でした。社会人としての私の最初の仕事は、営業コンサルタントという職種でした。所属部署もクライアントも男性ばかりで自分の居場所がないと感じる場面も多々ありましたが、その時点でまさか自分が将来人事の領域でキャリアを積むとは全く想像していませんでした。

人事という領域に初めて興味を持ったのは、コンサルティング会社でチェンジ・マネージメントのプロジェクトに関わったときです。当時業界再編の渦中にあったクライアント企業は、大規模なリストラクチャリングを経てV字回復を遂げました。危機的状況であった組織が、強いリーダーの下でどんどん変わっていく姿を見て、リーダーシップに興味を持ちました。そして、当時私の所属していた部署のパートナーから、GEのリーダーシップ育成について話を聞いていたのがきっかけで、その数年後に縁があってGEのHRリーダーシップ・プログラムに入ることになりました。

2002年にコンサルティング会社を辞め、2年間ニューヨークのコロンビア大学国際公共政策大学院で国際メディア・コミュニケーションを専攻しました。卒業後にジャーナリズム方面にキャリアチェンジをするかビジネスの世界に残るか迷いました。結局、メディアでのインターン経験を経て、自分にはビジネスの現場でやりたいこと、やれることがあると確信し、大学院卒業後はHRLP (Human Resources Leadership Program) 研修生としてGEに入社しました。

リーダーシップ研修生としての2年間、ダイバーシティ推進、組織開発、マーケティング・コミュニケーションなどさまざまな経験を積みました。リーダーシップ・プログラム終了後は、GEの金融事業部門のアジア・パシフィック・リージョン本社で、M&A担当人事マネージャーの仕事に就きました。香港にいる上司と私二人だけのチームでしたが、アジアのさまざまなマーケットでM&Aの案件がある度に、人事領域のデューデリジェンスに関わり、ビジネススキルを磨くだけでなく、アジア各国の文化や商習慣について学ぶことの多い仕事でした。日本だけでなくアジアでの仕事は非常にエキサイティングでしたが、リーマンショックの影響で金融事業が縮小する中、GEの医療機器事業部門のGEヘルスケアに異動することになりました。金融事業とは全く環境の違う製造現場での人事は初めての経験でしたが、人事としての学びは多かったです。

その後、30代半ばにヴェオリアというフランスの総合水道事業会社の日本法人に転職しました。ヨーロッパの企業は初めてでしたが、今までアメリカ企業での経験しかなかったので視野を広げたいと思ったのと、初めての人事ヘッドのポジションだったこともありチャレンジしてみたいと思いました。大学院で学んだ公共政策の知識やGEでのM&Aの経験が生き、仕事は大変でしたが充実した日々を送っていました。そして入社から約2年後に日本法人の取締役になり、経営により近い立場でビジネスを経験することができました。そして何といっても、ヴェオリアでの約7年の間、フランス企業でフランスの文化や商習慣に触れただけでなく、ジェンダー平等の精神について大きな学びがありました。自分らしく生きることの大切さ、自由と平等といったダイバーシティの根幹となるバリューが身に付きました。

その後、ドイツ企業を経て2019年にウォルト・ディズニー・ジャパンに入社しました。

最高の「ストーリーテリング」にはそれを創るキャストの多様性が重要

現職のミッションや役割はどのようなものですか?

私がディズニーに入社した2019年は、ディズニーがFOXを買収するというメディア業界最大のM&Aを実施した年でした。M&Aのインテグレーションやチェンジ・マネージメントの経験が生きるポジションであること、そしてディズニーが新規事業である動画配信サービス「ディズニープラス」を立ち上げるというタイミングもあり、ワクワクしてディズニーへの入社を決めました。大学院時代に学び、経験したメディア業界であること、テクノロジーとコンテンツの融合で生まれるストリーミングという新しいビジネスモデル等、いろいろな意味でやりがいを得られる環境だと感じました。

現在、人事・総務担当バイスプレジデントとして、人と組織の観点でビジネスの成長を牽引する立場にいますが、入社した最初の1年はFOXとのインテグレーションを無事成功させることが第一のミッションでした。それは人事報酬制度といったハード面だけでなく、組織文化・慣習といったソフト面も含めてです。

2020年以降はディズニープラス事業の立ち上げのための採用と組織づくり、それともう一つの人事の大きなミッションの一つであるDE&I(Diversity, Equity & Inclusion)を日本で更に推進するということに力を注ぎました。今は組織再編により、日本というマーケット軸の組織からアジア・パシフィック横断の事業部軸の組織に変わったことにより、アジア全体でシナジーを創生し、ビジネスを成長する組織づくりを行っているところです。

ディズニーのPHILOSOPHYと企業戦略を教えてください。

ディズニーのPhilosophyは、「ストーリーテリングの力で世界中の人々を楽しませ、感動をとどけること」です。私たちはストーリーテリングにおいて「物語は様々な人々の経験がストーリーテラーを通じて語られることでより良いものになる」と信じています。私たちのストーリーテリング、コンテンツ、エンターテインメント体験における多様性やそれを作るキャスト(社員)の多様性はディズニーにとって非常に重要なことです。

以上から分かるとおり、私たちのPHILOSOPHYのキーワードの1つは「ストーリーテリング」です。それから、もう一つディズニーで大切にしているのは「コラボレーション」です。ディズニー・ジャパンは、映画、ストリーミング、テレビといったメディア事業とライセンスビジネス、ディズニーストアを含めたリテイル、ゲーム、パブリッシングなどのコンシューマ・プロダクツ事業を日本で展開しています。このように多岐にわたった事業を行っているため、事業間のシナジーを生み出しやすいのが大きな特徴です。日本はディズニーのほぼ全事業を展開する数少ないマーケットで、事業部の垣根を越えてコラボレーションをしていくことが非常に重要です。また、最近の組織再編により、日本以外のアジア・パシフィック・リージョンのマーケットとのコラボレーションも活発になってきています。例えば、ストリーミング事業「ディズニープラス」の領域では、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズといったディズニーブランドのコンテンツだけでなく、日本のアニメや韓国ドラマが配信されています。日本のアニメや韓国ドラマのようなアジアのローカルコンテンツはストリーミング視聴者に大変人気なので、アジア各国間でのコラボレーション、魅力的なローカルコンテンツ制作というのがビジネスの成長に不可欠になってきています。

以上を踏まえた人事戦略を教えてください。

コロナ禍の3年以上に渡る在宅勤務期間を経て、弊社では今年3月にオフィスに週4日出社するという新たな働き方の方針がグローバルで打ち出されました。その最大の理由は「コラボレーション」を促進するためです。ディズニーのようなクリエイティブ且つ多岐にわたる事業を行っているビジネス環境において、直接的な人と人とのつながりがクリエイティビティを掻き立て、コラボレーションを推進するという考えの下に新たな方針がロールアウトされました。コロナ禍で在宅に慣れていた多くの社員にとって、週4日の出社は大きな変化でした。そこでHRとして一番重きを置いたのは、エンプロイーエクスペリエンスの向上でした。特にオフィスでしか体験できない事にフォーカスしました。一つが現在定期的に実施している「キャスト・スクリーニング(社員向け映画の試写会)」です。社内のシアターで公開直後の映画やディズニープラス作品を放映し、それを社員に観てもらうというものです。また先日、社員の家族をオフィスに招き、「オープン・オフィス・ファミリー・デー」を開催しました。社員だけでなく、社員の家族がディズニーで働いていることをより身近に、より誇りに感じてもらうための施策です。

ディズニーが大切にしている「世界中の人々を楽しませ、感動を届ける」というフィロソフィーの根源には、社員自らの感動体験が大切だと考えています。

ウォルト・ディズニー・カンパニーは今年10月に設立100周年を迎えます。この記念すべき100周年に、社員が「ディズニーで働いてよかった」と思える感動体験を届けたいと思っています。

そしてもう一つの人事戦略の柱となっているのが、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進です。

私たちはストーリーテリングにおいて、多様なバックグラウンドや経験を持つ社員のイマジネーションが重要だと信じています。そして、ダイバーシティを歓迎するオープンかつインクルーシブなカルチャーと、誰もがありのままで活躍できる職場環境が大切だと考えています。現在、ディズニー・ジャパンでは女性(Women)、性的マイノリティ(LGBTQ)、次世代(NextGen)の社員から構成される3つのグループが、様々な活動を通じてDE&Iをマネージメントや人事と一緒に推進してくれています。2020年から本格的にこの活動が始まったことで、リーダーをはじめとする社員の意識や組織文化が変化しつつあるのを実感しています。今後は外国籍の社員も含め、さらに多様なバックグラウンドを持つ社員を増やしていきたいと思っています。

「Be Part of the Story – 物語の一部になろう」

中山さん自身のPHILOSOPHYを教えてください。

私は昔から「人生は自ら紡ぐストーリーだ」と考えてきました。シェイクスピアの『お気に召すまま』に、「この世は全て舞台」「人はみな役者に過ぎない」という台詞があります。大学時代、その台詞をテーマに論文を書いたのがきっかけで、私は昔から自分の人生を物語のように客観視するようになりました。特に自分が大変な状況に置かれたとき、「私には今、そういう役割が巡ってきている時期なのだ」と思うようにしています。どんな時期も人生という舞台の一通過点であり、いずれ物語や景色は変わるはずと楽観視しています。

それともう一つ大切にしているのは、自分でコントロールできることは自ら決断をするということです。GEのリーダーであったジャックウェルチの「Control your own destiny or someone else will(自分の運命は自分でコントロールしろ。さもないと、他の誰かにコントロールされてしまう)」という言葉を最初に聞いた時に感銘を受けました。

人生にはコントロールできない出来事がたくさん起こります。ですが一方で、自分で決められることも実は多く、私は仕事でも人生でも、肝心なタイミングでは主体的に決断し自ら責任を取ってきました。そうやって、自分の運命を自らコントロールすることがとても大事だと思っています。なぜなら、自分がコントロールできない外的要因に振り回されるより、前向きに生きるための時間にエネルギーを注いだ方が良いと考えるからです。

ディズニーで求めるリーダーの人材像を教えてください。

大前提として、「ストーリーテリングの力で世界中の人々を楽しませ、感動をとどけること」というOur Philosophyに共感している方を求めます。感動を体験できるコンテンツや商品を作り、届けようという熱意が何よりも必要です。リーダーに求められる能力として重要視しているのは、「ストーリーテリング」と「コラボレーション」の両方をデモンストレートできる人物かどうかです。それから、今は日本以外の国々、特にアジア各国とのコラボレーションが重要になってきているので、お互いの違いを受け入れ、相手をリスペクトできるインクルーシブなリーダーが求められています。

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

ウォルト・ディズニー・カンパニー(The Walt Disney Company)は1923年で創業した、多国籍エンターテインメント企業です。ミッションは、私たちを世界最高峰のエンターテイメント企業たらしめている象徴的なブランド、創造的な精神、革新的なテクノロジーを通じて、他に類を見ないストーリーテリングの力で、世界中の人々にエンターテイメント、情報、インスピレーションをお届けすることです。スタジオ・モーションピクチャーズ、メディア、コンシューマ・プロダクツ、ディズニーストア、ゲーム、パーク&リゾートなど幅広いビジネスで相互に”シナジー”(相乗効果)を高めながら、多角的に事業を展開しています。

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