「企業哲学」
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いま問われる、企業の在り方。自分自身の在り方。
社会に必要とされる企業には、どんな哲学があるのか。
各業界を代表するリーディングカンパニー10社のトップが過去、現在、未来に共通する考えを語る。
激変する社会の中でも躍進するグローバルカンパニーは何が違うのか。 企業の羅針盤とも言える「PHILOSOPHY」を知ることで、その謎に迫ります。 企業の成立ちや想い、躍進の原動力、見据える未来を10社に語ってもらい、 企業を象徴する“写真”とともにまとめた、写真集のような1冊です。 不透明な時代、本書を通して企業哲学に触れ、 自分自身の在り方・働き方を考えるきっかけになるのではないでしょうか。
躍進するグローバルカンパニー10社(掲載順)
シャネル / メルセデス・ベンツ日本株式会社 / 株式会社メルカリ / 株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン / ヤマハ株式会社 / 日本ロレアル株式会社 / アドビ株式会社 / GEヘルスケア・ジャパン株式会社 / マース ジャパン リミテッド / ジョンソン・エンド・ジョンソン 日本法人グループ
出版・編集:ISSコンサルティング
発売:2022年6月29日 価格:3,900円(税込)
Event reportイベント情報
本書の発刊に伴い開催されたイベントを
ご紹介します。
PHILOSOPHY × LIFESTYLE
多様なライフスタイルを提案する『代官山 蔦屋書店』。
そんな魅力的な代官山 蔦屋書店と共催にて、全3回のイベントを開催いたしました。代官山 蔦屋書店内にある「発想が生まれ、シェアする場所『SHARE LOUNGE』」を会場に、登壇者・参加者とともに楽しいひと時をシェアしました。
InterviewPHILOSOPHY インタビュー
本書掲載の記事や当サイトでのみ公開している特別なインタビュー記事をこちらからご覧いただけます。
Voice読者の声
実際に本書をご覧いただいた読者の方からお寄せいただいたコメントをご紹介します。
それぞれの企業のストーリーが素晴らしく引き込まれました。
特に私が『PHILOSOHPY』という点で感銘を受けたのは、創業の「意志」が色濃く引き継がれている企業のPHILOSOPHYでした。全体を通して私の印象に残ったキーワードやポイントは下記です。
大変勉強になりました。
・今では誰もが、無意識にシャネルのスタイルを日常に取り入れている(Chanel)
・『しない』という選択(Chanel)
・最善か無かと言うのは簡単ですが、実際に行うのは生半可ではない(Mercedes Benz)
・最善を尽くすという企業の哲学を通じて仕事をしていくと、やがて自分にも誇りがもてるようになる(Mercedes Benz)
・ブランドへの評価とは、結局は自分自身への評価(Mercedes Benz)
・資本がないとできなかった『売る』という行為の民主化(mercari)
・経営側が言語化すること(mercari)
・本当に必要なら、人はそれを求めるはず(Columbia)
・自然を守る社会的責任(Columbia)
・美の価値感の違いを深く尊重し、最もふさわしい方法を見つける(L’Oreal)
・サービスと利益の互恵を促進(MARS)
・人を認めることで能力を伸ばす・アソシエイト(MARS)
・社員である我々一人ひとりが個人として尊重され、職場環境も健全に守られるべき(Johnson&Johnson)
・エクイティ(公正)とインクルージョン(包含)(Johnson&Johnson)
・大恐慌という厳しい時代を経て、企業が社会に対する責任の重要性に気付いた(Johnson&Johnson)
・企業哲学は、多様性が高まるほど重要(特集 人事対談)
まるでニューヨークの図書館で手に取る「写真集」の様な感覚を覚える書籍に、心が奪われました。その書籍を一読し、各企業には必ず独自性と優位性が伴う「ストーリー」が生きており、どの国・どの場所で働いていようとも、そのストーリーは普遍的に各々に根付いているということがエピソードとしてもよく伝わってきました。
さらに印象深かった点は、そのストーリーを象徴する「Future」が各企業にあること、つまり、「PHILOSPHY」をお客様に肌で感じていただける場、もしくは従業員に体感してもらえる空間があることです。この書籍は、「PHILOSOPHY」 のExperience(体験)が社内外問わず提供できている企業は、いかなるときにでもブレない軸があり強いということを改めて証明するかのごとく、ある種の腑に落ちる「哲学」書とも言えるでしょう。
この本は、さまざまな企業の持つ「PHILOSOPHY」がどのように生まれてきたのか、そして、現在の経営者がどのようにそれを具現化しようと日々取り組んでいるかをわかりやすく記した本だと思いました。この3年間のコロナ禍の混乱にあっても、社員が決してそれを見失うことの無いように語りかけた経営者の足跡や、粛々と進めてきたさまざまな実践的な取り組みが紹介されていました。こういった経営者が語る思いを知ることは、経営実践の参考になるのみならず、新卒で就職を目指す学生、転職活動中の社会人にとっても、自らのなぜ働くのかという価値軸と企業理念を重ね合わせる上でも重要な手がかりを示してもらえる本だと思いました。
特にGEの白熱電球をアップにしたモノクロ写真が印象的でした。まさにこの光を絶やさぬよう、社員が見失わないよう伝えるべくGE社のロゴマーク生まれてきたのでは?との思いを巡らせることができました。
現在は、「VUCAの時代」と言われています。コロナ禍によりこの状況が一層深まる中、「何のために我々の会社が存在するのか?」という問いが、会社とその社員に投げかけられているような気がしています。つまり、あらためて企業としての過去・現在・未来を通しての存在意義の再定義が求められているものと思われます。
この時期タイムリーに、躍進するグローバルカンパニーのPHILOSOPHY「企業哲学」が語られている本書が発刊されたことは、ある意味必然であったように思われました。本書には、「自己実現」に不可欠な企業の人格と個人の人格がマッチングする大きなポイントが多く語られていることも、興味深い点でした。
久しぶりに襟を正して読み、「内省」できた書物に出会えたことを嬉しく思います。感謝いたします。
Information書店販売・展示情報
出版・編集:ISSコンサルティング
発売:2022年6月29日 価格:3,900円(税込)
本書の制作にあたって
本書籍は、外資系企業及びグローバル企業に特化した人材紹介を行うISSコンサルティングの創業25周年書籍として制作させていただきました。
この25年の間に社会は大きく変化しました。そして今も、時代は大きな変革期を迎えています。効率と利益を求めるだけでは、人も企業も社会も豊かにはなりません。
これからは、一人ひとりが経営者的な心を持って動くことが求められていくのではないか。そしてそんな時こそ、哲学が大切になってくるのではないか。今回私たちが書籍のテーマを「PHILOSOPHY」とした理由は、ここにあります。
また、躍進するグローバルカンパニー10社の哲学を言葉と写真から感じていただければと思い、写真集のような1冊にしました。ご自身が何に魅了されるのか。ご自身の感じ方、考え方、感性に気づく機会にしていただけたらと思います。
ぜひ手に取って見ていただけますと幸いです。