INTERVIEW
企業インタビュー

 企業インタビュー
PwC Japan合同会社 大黒 ひとみ

業界のLeading Company Vol.14

PwC Japan合同会社

人事部 マネージャーHCDX

(人事デジタルトランスフォーメーション)

大黒 ひとみ

高校からニュージーランドに留学し、ニュージーランドの大学でホテル・ホスピタリティを学ぶ。卒業後、ニュージーランドのホテルでスーパーバイザーを務めたのち日本へ帰国。2006年に外資系生命保険会社に入社し、人事部でさまざまな職務を経験。2018年にPwCあらた有限責任監査法人へ入社し、2019年にPwC Japan合同会社へ転籍。現在は、社内の人事システムの導入・運用を司るHCDXマネージャーとして活躍している。

公開日:2021年3月3日
(インタビュー実施時の御所属・役職名にて
記載させて頂いております)

面接官を通して「本当に人を大事にする会社なんだ」と実感できた

PwCのメンバーになるまでのご経歴を教えてください。

lc14_02英語を勉強したくて、高校からニュージーランドに留学しました。ニュージーランドは、先住民マオリ族、ヨーロッパ系、太平洋諸島系、アジア系など多くの人種が入り混じった多様性のある国です。このような環境の中で宗教観や価値観の違いも学ぶことができたと思います。当時、ホテルで働きたいという想いがあり、ニュージーランドの大学ではホテル・ホスピタリティを学びました。接客・接遇や料理づくりのほか、HR(Human Resources)も学び、卒論はチームマネジメントについて書きました。この頃から人事に興味があったのかもしれません。

卒業後は、大学時代にアルバイトしていたホテルにそのまま就職し、スーパーバイザーも務め、文化の違いに直面することもある中で、部下のマネジメント、部門間の連携などの問題にも取り組みました。なによりお客様へのサービスは大好きで、あるお客様に、私が日本人だと気づかれないまま「ニュージーランド人って、世界一フレンドリーですね」と褒めていただいたときは本当にうれしかったですね。苦労したこともありますが、仲間たちとは戦友のように付き合えて、やりがいがありました。

ただ、高校から日本を離れていたため、家族と暮らす時間を持ちたいと思い、帰国しました。当時は近いうちにニュージーランドに戻るつもりでしたが、以来ずっと日本にいます。あらためてHRに興味を持ち、2006年に外資系生命保険会社に入社しました。こちらの会社では、給与計算や教育プログラムの運用から始まって、本当にさまざまな人事業務を任せていただきました。リワードスペシャリストや人事システム移行プロジェクトのカントリーサブリードを担い、専門性やマネジメントスキルも磨くことができました。

そして、2018年にPwCのメンバーとなりいまに至ります。

なぜPwCを選んだのですか?

1つ目の理由は、人事システムを経験したことで、テクノロジーを利用した人事管理に興味を持ったことが挙げられます。PwCはデジタル化を推進しており、ちょうど私が経験したかったシステムに触れる機会があると感じました。

2つ目の理由は、子育てをしながら業務でも活躍しているロールモデルの先輩方がいるのを知り、ここでなら私もチャレンジできるかもしれない、と思えたためです。将来的に昇進して、もっと経営に近いところで意思決定に関わってみたいという想いがありながら、私には2人の子どもがいるため躊躇もしていました。しかし、PwCには、子育てしながらマネージャーとして活躍している先輩方がたくさんいます。チャレンジへの想いが強くなりましたね。

3つ目の理由は、PwCを選んだ最大の理由でもあります、面接官の人柄がすばらしかったからです。たとえば、前職の有給をすべて消化してから入社してもらって構わないと、私の円満退社とリフレッシュを最優先してくださいました。面接官を通して、「本当に人を大事にする会社なんだ」と実感できたことが、入社の決め手になりました。

これほど自由に挑戦できる人事部は珍しいのでは

入社後の仕事内容を教えてください。

lc14_04入社後は新システムの導入・運用プロジェクトに関わり、現在はHCDX(人事デジタルトランスフォーメーション)のマネージャーをしています。一時期他部署を兼務したこともありますが、基本的にはテクノロジーを利用した人事管理の専門家として務めてきました。

実は、入社時が新システム稼働開始日の4カ月前で、稼働するまでの4カ月は無我夢中で働きました。私自身、このシステムに触ったことがなく、さらにPwC固有の文化や業務プロセスもわからないまま、導入実現に奔走しました。本当に予定どおりに稼働できるのだろうか。いつも焦ってドキドキしていました。最も重視したのは、オペレーションを担当する人事部の仲間たちの気持ちに寄り添うことでした。このシステム導入によって、彼らの業務プロセスは大きく変わります。そのことをきちんと説明した上で、「一緒に頑張りましょう」と声を掛けていきました。

ありがたかったのは上司の対応です。PwCは、職階や経験年数にとらわれることなく自分の意見を発信する「Speak Up」の文化が浸透しており、上司は部下の意見に必ず耳を傾けてくれます。入社したばかりでPwCのことがよくわかっていなかった私は、固有の業務プロセスなどの違和感をその都度上司に伝えていたのですが、上司はいつも話を聞いた上で、PwCの文化を丁寧に説明してくれました。当時も今も、上司には本当に感謝しています。

稼働直前のデータキャッチアップの際にはシステムコンサルタントのサポートを受けるため、海外出張がありました。現地のPwCメンバーファームに集結する彼らから、本番稼働まで手厚いサポートを受けることができ、久々の海外出張も楽しく、良い思い出になりました。

マネージャーになってみていかがですか?

2019年7月にマネージャーになりました。チームメンバーの成長を自分ごとのように考えるプレッシャーと重要性を感じています。メンバーに適切な業務アサインができたのか、うまくサポートできたのか、気になる日々を送っています。チームで何かを成し遂げたり、アサイン(業務配属)によってメンバーが自身の成長を感じてくれたときは本当にうれしいですね。今後も、メンバーの気持ちやモチベーションを大切にしながらケアしつづけていきたいと思います。

テクノロジーを駆使した人事管理については、私が入社してすぐに携わったシステム導入は無事うまくいき、現在はデータの正確性と使い勝手の良さのバランス、権限移譲のバランスを調整している最中です。私自身も、より多くのメンバーやリーダー達に、タイムリーで正確な人事データを提供できるよう、今まで以上にアジャイルな経営判断に貢献したい、と考えています。

今後はどのようなチャレンジをしたいですか?

近い将来のことを言えば、グローバルモビリティ・HRBP(HRビジネスパートナー)・リクルーティングなど、現在の専門業務とは別の分野の人事業務に挑戦したい気持ちがあります。実は、HC内で他チームに短期留学するような制度があり、私はいまグローバルモビリティチームに留学してミーティングや面接に参加し、海外赴任者のサポート実務を学んでいます。PwCは、本人が望めば、こうした機会をいくらでも手に入れられる会社です。これほど自由に挑戦できる人事部は、珍しいのではないでしょうか。

最終的には、そうした仕事を通じて、社内人材の流動性を高めることに貢献し、皆さんの成長やリテンション、ビジネス成長につなげることができたらと考えています。一方で、フェアネスを重視して、公平性を担保しながら制度変革を進めるようなことにも着手したいですね。

2人の子どもを育てながらマネージャーとして活躍できる会社

PwC Japan合同会社はどんな会社ですか?

lc14_03一言で言えば、「自由な会社」ですね。いろんなことを任せてもらえますし、先ほどもお伝えしたように全メンバーの意見を尊重してくれるSpeak Upの文化が根付いています。また、未来をより良くすることを重視する姿勢を求められる文化です。何よりもチャレンジをサポートし、評価してくれます。

フレキシビリティのある組織で、例えば、子どもの面倒をみるため、やむを得ずテレワーク会議を中抜けしなければならない時でも気負う必要がありません。個々の事情を尊重してくれるのです。中抜けした間の会議内容は情報共有してもらえるのでキャッチアップもしやすいです。

それから、全員が有給などをどんどん利用する会社なので、私のようなワーキングマザーも気兼ねなく使うことができます。単に制度が整っているだけでなく、みんながプライベートライフを充実させるために、制度を最大限に活用しているのです。私も、メンバーには「休みはどんどん取ってくださいね。誰かが休んだら、互いに補いあうチームになりましょう」と伝えています。

正直にお話しすると、以前は2人の子どもを育てながらマネージャーを務めるのは無理だと思っていましたが、PwCのように環境が整っている会社なら、できるのですね。実際、私だけでなく、多くのワーキングマザーがマネージャー、シニアマネージャーなどのポジションに就いており、現在バックオフィスのマネージャーの女性比率は50%近い数字になっています。PwCでなら、子育てをしながらマネージャー職へのチャレンジも可能だと感じています。

コロナ禍ではどう過ごされていますか?

自宅でずっと働いていると、お母さんモードと仕事モードの切り替えが難しいですね。子どもがオンライン授業を受けていたときは、子どもの面倒を見ながら仕事をするのは大変でした。2020年の緊急事態宣言下で学校が休校になった際は、ワーキングペアレンツは勤務時間内の1時間を子どものケアに使ってよいという制度が導入され、とてもありがたかったです。会社は、私たちのことを気に掛けてくれていると感じました。

当社はいまもテレワークが中心で、人事部は2021年2月現在で10%程度しか出社していません。今後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が落ち着いても、テレワーク勤務を含めた新しい働き方を推進していくでしょう。

最近入社された方は、チームメンバーと対面で会うことはほぼないようですが、こまめなキャッチアップセッション、チャットルームでの頻繁なコミュニケーション、手厚い入社研修も用意されているので、不便も不安もないと聞きます。私の周囲でも、新たな入社者が困っているということはありません。そうした面はまったく心配ないと思います。

どんな仲間を求めていますか?

lc14_05いろんなことに興味があり、変化を楽しめる方です。これまでお話ししてきたとおり、本人が希望して手を挙げさえすれば、チャンスはいくらでも得られます。人事部ですらそうなんです。社内全体にチャンスが転がっている会社といってよいでしょう。好奇心とチャレンジ精神を持って臨んでいただけたらと思います。

ただ一方で、変化を楽しめない方は、順応するのが難しいかもしれません。PwCでは、ビジネスや組織をより良くするために新たなシステムやツールなどの導入が頻繁に行われます。新しいツールがやってきたら、まず触ってみたい、というタイプの方のほうが向いているのではないしょうか。

PwC Japan合同会社

PwC Japan合同会社は、世界155カ国で28万人以上のスタッフを擁するPwCグローバルネットワークのメンバーファームで、PwC Japanグループの人事、総務、経理、マーケティング、ITなどの業務を行っています。PwC全体でダイバーシティ&インクルージョンを推進しており、女性の活用推進にも積極的に取り組んでいます。女性リーダーの育成プログラムや、女性の感性を活かすことのできるプロジェクトチームを立ち上げるなどして、女性もいきいきと活躍できる職場環境を作っています。また、「Working Parents Network」や「Disability Network」の立ち上げによって、ワークライフバランスを尊重したいすべての従業員をサポートしたり、障害者支援を積極的に行っています。

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