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グローバル企業人事が語る PHILOSOPHY Vol.04

おいしさとFeel-Goodなモーメントを、いつでもどこでもすべての人に

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日本マクドナルド株式会社
Chief People Officer
斎藤 由希子氏

おいしさと笑顔を地域の皆さまに。お客様だけではなく、従業員、そして地域の皆さまに笑顔になっていただくことがマクドナルドの存在意義です。QSC&V(Quality品質,Serviceサービス,Cleanliness清潔さ,Value価値)を基盤に、従業員一人ひとりがマクドナルドの価値観を理解、共感、体現することで、「おいしさとFeel-Goodなモーメントを、いつでもどこでもすべての人に。」お届けします。

約27年間、人事業務に従事。ヤフーでは100名から6,000名規模に拡大する中で人事制度企画、組織編成、採用、 タレントマネジメント、エンジニア人材戦略、給与労務、M&Aと幅広く担当。2018年11月アンダーソン・毛利・友常法律事務所にて事務長 兼 CHROとして勤務。2021年8月より現職。

公開日:2022年12月12日
※インタビュー実施時の御所属・役職名にて記載させて頂いております

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「人間はデコボコしているのだから、一つ光るものがある方を採用しよう」

日本マクドナルドに入社するまでのご経歴を教えてください。

大学卒業後、大手企業の情報系子会社に入社し、人事部に配属になりました。それからずっと人事を続けています。でも、当初は営業志望で、人事配属と知ったときは不満を漏らしたくらいでした。ところが、入社1年後には人事の奥深さを知り始め、この先ずっとやっていきたい仕事だ、と感じていました。その会社で5年ほど経験を積み、人事の基本を学びました。今振り返ると、200名規模の伸び伸びした会社で人事のイロハをしっかり学べたのは良い経験でした。

その会社でいち早くイントラネットを導入し、インターネットの大きな可能性に驚きました。インターネットをもっと知りたい。調べるうちに、その魅力にどんどん惹かれるようになって、1999年にヤフーに移りました。当時は小さなベンチャー企業で、人事・総務部が全員で2~3名でしたから、何でもやりました。攻めの経営をするからこそ、私たち人事総務はしっかりと守りを固めようと、攻める現場とバランスを取りながら、バックオフィスを構築していきました。

当時の社長の口癖の1つは、「採用は思いきってやれ」でした。「人間はデコボコしているものだから、短所を見ずに、一つ光るものがある人を採用しよう」、育成も「強みだけを見て、叱咤激励を」とよく言われました。私はヤフーに20年近く在籍する中で、自社のサービスが世の中を変える瞬間を目の当たりにしました。多様な方が個性を発揮し、大きな組織力になるパワーあふれる現場を経験できたことは私の宝物です。

ヤフーは瞬く間に巨大組織になりました。2012年には、PCサービスから一挙にスマホシフトとなりました。その際には人事として、パーパス、バリュー、人事制度などを一新して、カルチャー変革を推進しました。

プライベートでは、2016年から大学院への進学にチャレンジし、「エンジニアのモチベーション」について研究しました。エンジニアが多い環境に身を置き、彼らのモチベーションの源泉に興味を持ったためです。選択肢と裁量のある環境、エンジニア同士の横のつながり、仕事を通した社会への貢献を大切にしていることが分かりました。

その後、アンダーソン・毛利・友常法律事務所に事務長 兼 CHROとして3年ほど勤務しました。エンジニアと同じように専門職で働く人が多い環境では前職での経験が活きました。仕事も楽しかったのですが、ご縁があって、サラ・L・カサノバさん(日本マクドナルド 代表取締役会長)と日色保さん(同 代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO))とお話しをするうちに、一緒にチャレンジをしたいと感じ、2021年に日本マクドナルドに入社しました。

学生アルバイトも「ハンバーガー大学」でリーダーシップを学ぶことができる

マクドナルドのPHILOSOPHYを教えてください。

私たちマクドナルドは、PHILOSOPHYとして、次のパーパス・ミッション・バリューズを掲げています。

  • パーパス(私たちの存在意義)

 おいしさと笑顔を地域の皆さまに

  • ミッション(私たちの使命)

 おいしさとFeel-Goodなモーメントを、いつでもどこでもすべての人に。

  • バリューズ(私たちの価値観)

 ◯サーブ(お客様とピープルを第一に考えます)

 ◯インクルージョン(オープンドアの精神で多様性を活かします)

 ◯インテグリティ(常に正しいことをします)

 ◯コミュニティ(地域に貢献します)

 ◯ファミリー(力を合わせて成長します)

それらとは別に、ピープルビジョンとピープルプロミスがあります。

  • ピープルビジョン

 マクドナルドは世界中どの街でも、ベストな雇用主となる。

  • ピープルプロミス

 マクドナルドは、従業員の皆さんとその成長及び貢献を、価値のあるものとして大切にします。

マクドナルドの創業者レイ・クロックは当初から「人の成長こそが私たちのビジネスだ」と言い続けてきました。ピープルビジネスであるということが、根底にある会社です。

ピープルビジョンとピープルプロミスをどのように具現化しているのですか?

マクドナルドには、「ハンバーガー大学」があります。最新の教育理論及び手法を用いて、人材育成と、そのシステム開発に取り組む専門教育機関です。マクドナルドは世界約100カ国以上にあり、トレーニングセンターは各国にありますが、ハンバーガー大学は8ヶ国にしかありません。その一つが東京ですが、なんと1971年、日本1号店のオープンより1カ月早く、ハンバーガー大学が開校しました。私たちにとって極めて大事な存在です。

ハンバーガー大学では、Optimism(楽観性)・Energy(エネルギー)・Confidence(自信)の3つの理念のもとで、リーダーシップ、役割と責任、チームビルディングなどを学んでもらいます。日本マクドナルドの従業員の97%がアルバイトであり、その多くが学生ですが、学生でもハンバーガー大学の授業を受けることができます。学生たちが、社会人になる前にリーダーシップを学び、実践する場があるわけです。マクドナルドは、一種の社会教育インフラになっている、と言っても過言ではないと思うほどです。私は入社前、ここまで継続的に育成投資を行っている会社だとは知りませんでした。

マクドナルドでは、社長も含めた全員が、入社後に必ず店舗で現場業務を体験しています。もちろん、私も入社後に店舗で働きました。そのとき私は、高校生アルバイトの方から指導を受けたのですが、彼は私の仕事ぶりを褒めてくれつつも、的確にフィードバックをして、最後に「斎藤さんの機会点は、笑顔が足りないことです」と堂々と指摘してくれました。店舗のクルーとして必要なことを、誰に対しても、良い点も機会点も、的確に指導ができる。そんなしっかりした若者がたくさん働いており、彼らを見ていると、日本の未来が明るく見えてきます。

店舗そのものにも、育成の仕組みがあります。各ポジションが細かく分かれ、できることが少しずつ増えていくシステムになっており、できるようになったらみんなで褒め合う「レコグニション」の文化が根づいています。実際、私も店舗研修でソフトツイストをうまく作れるようになったとき、店舗のみんなから褒めてもらいました。また、みんながお互いを気にかけていて、孤立させない仕組みもあります。「デンジャー」と言えば、すぐに誰かが駆けつけてフォローします。私も何度か「デンジャー」と言いました。お互いに褒め合ったり助け合ったりと力を合わせて働いているうちに、コミュニケーションのスキルが身に付き、「昔は話すのが苦手だったけど、今は誰とでも話せます」というクルーが大勢います。

従業員のキャリアをどのように考えていますか?

マクドナルドではキャリア自律を大事にしています。社内では「UP to you」と呼びますが、あなた次第でどこまでも成長できる、という考え方を大事にしています。ただ、それは従業員に任せっきりにする、という意味ではありません。上司が部下のキャリアプランにきちんとコミットする「キャリアカンバセーション」の仕組みも用意しています。各従業員は、一人ひとりのキャリアに責任を持っていますが、すべてを一人で考えなくてはならない、ということではありません。

パーパス・ミッション・バリューズはどのように具現化していますか?

ビジネスにおいては、全員が同じ方向を向いて力を合わせることが極めて大切です。その方向付けのために、パーパス・ミッション・バリューズがあり、従業員全員が日常的に意識しています。たとえば、ドライブスルーの売上を伸ばしたいときは、単に売上アップを目指すのではなく、どうしたら地域に貢献しながら売上を高められるのか、バリューズのコミュニティを含めて考えたりします。私たち人事も、採用プロセスをバリューズのインクルージョンの観点からどう改善したらよいのか、といったことを日夜考えています。誰もがこのように日常的に心がけることで、パーパスの浸透がさらに進んでいきます。

マネジメント層は、日常的にパーパス・ミッション・バリューズを含んだメッセージを自ら発信するように意識しています。たとえば私は、毎月の人事本部会議で、バリューズについてのエピソードを皆に話しています。先日は、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪問したときの話をしました。ドナルド・マクドナルド・ハウスとは、自宅から遠く離れた病院に入院しているお子さんとご家族のための第二のわが家、お子さんの治療に付き添うご家族のための滞在施設です。その施設を訪れ、ご家族の皆さま向けにお食事を作って、施設の利用者やボランティアの方とお話しを伺いましたが、まさにパーパスを体現しているなと実感しました。

マクドナルドの当たり前に、臆することなく疑問を投げかけてくれる方を求めたい

これからのビジネス・働き方の変化について教えてください。

たくさんの方にご利用いただいている、新たなテクノロジーを活用した「モバイルオーダー」。単にテクノロジーを導入しただけでは、ビジネス成長にはつながりません。「デジタルトランスフォーメーション」が欠かせません。モバイルオーダーシステムに合わせたオペレーションの変更、トレーニングの強化、キッチン設備の増強などを行い、価値創造につなげることができました。

私たち人事部門は、さらなるテクノロジー活用を進めたい、という思惑もあります。テクノロジーを次々に導入することで、従業員のオペレーショナルな業務を減らし、対話やクリエイティブな仕事により多くの時間を割いてもらえるようにしたいからです。

どんな人を仲間に求めていますか?

一言で言えば、パーパス・ミッション・バリューズに共感していただける方を求めています。その上で、好奇心、柔軟性やレジリエンス、アジリティ、一貫性、学び続ける姿勢のある方だと嬉しいです。逆境をチャンスと捉えるポジティブさもあるとよいですね。そうした方が活躍できる場所です。

個人的には、従来のマクドナルドの当たり前に、臆することなく疑問を投げかけてくれる方を求めたい。少なくとも私は、私と違う意見を持っている方を仲間にしたいですね。意見をぶつけ合うことで新たなアイデアや価値が生まれるからです。マクドナルドでは、新しい意見を頭ごなしに否定することはありません。私自身がそう感じていますが、居心地は良い会社です。

マクドナルドは、世の中への影響力が本当に大きな会社です。私がマクドナルドへの転職を決めたとき、家族を含めた周囲の多くの人から祝福されて驚きました。聞いてみると、誰もがマクドナルドにまつわる思い出を持っているのです。かつてアルバイトしていた人も少なくありません。50年にわたって、先達たちが日本マクドナルドのブランドを守ってきました。それを引き継ぐことは、大変やりがいのある仕事です。ぜひ私たちと一緒に、マクドナルドを次世代につないでいきませんか。

Photo by ikuko
Text by 米川青馬
Edit by ISSコンサルティング

日本マクドナルド株式会社

マクドナルドはハンバーガーの人気に加え、優しく応対してくれるクルーのお姉さんやお店の雰囲気から、子供たちが選ぶ「連れていってほしいお店」のNo.1を獲得しました。
お客様にとって「お気に入りの食事の場とスタイルであり続けること」をミッションに掲げ、”FUN PLACE TO GO” 「マクドナルドに行けば何か楽しいことがある」と感じていただける、お店づくりを行っています。
QSC&V(Quality品質,Serviceサービス,Cleanliness清潔さ,Value価値)をレストラン・ビジネスの理念とし活動を行う企業です。

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