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  • 製造(自動車・化学・機械・他)
業界のLeading Company Vol.8

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スリーエム ジャパン株式会社
コーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリー
浅井 真紀氏

3M(本社:米国ミネソタ州)は、Science(サイエンス)をベースに生み出されるイノベーションを通して、人々の生活を豊かにすることを目指します。環境保全、企業責任、社会的責任、経済発展を通じて地球の持続可能性に貢献しながら、サイエンスとイノベーションを活かして、世界中のすべての人々の生活に深く関わっています。スリーエム ジャパン(株)は 1960 年、3Mのアジア初の現地法人として創業しました。粘着テープや反射材、接着剤、研磨材などの輸入販売を行い日本の高度成長に貢献するとともに、1961 年には相模原事業所を設立し、現在の研究開発活動の拠点となっています。1970 年にはスリーエム ジャパン プロダクツ(株)山形事業所(旧・山形スリーエム(株))を設立し、国内最大の製造拠点として3Mジャパングループはもとより、グローバルの「スーパーハブ」として海外の3M各社へも製品を提供しています。現在は社員数約 2800 人、グローバルの中核を担うとともに、進展著しいアジア市場全体を支援する地域のリーダーとしての役割も果たしています。

公開日:2017年08月07日
※インタビュー実施時の御所属・役職名にて記載させて頂いております

学生時代に学んだ事を生かせる仕事を

なぜ新卒で3Mに入社したのですか?

lc08_2_02高校時代から化学が好きで、大学・大学院修士と、理工学部で有機合成と分析化学を勉強してきました。そして、就職先は、迷うことなく化学会社と決めていました。3Mは、世界で5万5千種類ものイノベーティブな製品を世に出している、グローバルな会社でしたので、そんな憧れの会社の一員になることが出来て、やる気満々で入社しました。

入社後、現在の部署に配属されるまでの経緯を教えてください。

入社後、衛生材料関連の製品を扱う事業部の技術部に配属され、粘着剤の開発を担当しました。化学製品の開発ということで、大学・大学院で得た知識・スキルをベースに仕事ができたのは嬉しいことでした。事業も右肩上がりで急成長を遂げており、かなり忙しかったのですが、仕事は面白かったです。チームの雰囲気も良く、実際に自分の関わった製品が店頭に並んだ時はとても感動しました。事業部にはこのような面白さがあり、忙しいながらもとても楽しい毎日でした。

入社から数年後、社内公募制度を使って、技術本部分析センター(現在のコーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリー)へ異動しました。社内の全製品が集まるコーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリーに籍を置くことで、原材料選定から開発段階、そして最終製品まで関われる事ができるようになることにとても魅力を感じたからです。一気に製品知識を求められるようになり、最初は新入社員に戻ったように勉強の毎日でしたが、とてもやりがいを感じながら仕事をしていたことを覚えています。コーポレート部門の立場になってからも、製品開発から市場導入までの事業部での開発経験はとても役に立ち、現在に至っています。

2人目を出産してからマネジャーに

コーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリーの仕事について、詳しく教えてください。

lc08_2_03コーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリーには、社内の5つのビジネスグループである「インダストリアル」、「エレクトロニクス&エネルギー」、「セーフティ&グラフィックス」、「コンシューマー」、そして「ヘルスケア」から、ありとあらゆる製品が持ち込まれてきます。それらの製品について開発段階ごとにさまざまな分析を行います。例えば原材料が最適かどうかや、組成分析による中間製品の検証、最終製品またはエイジング後の品質確認、市場導入後に問題が起きればその原因究明と改良製品の分析といったことが、コーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリーの主な仕事です。

分析や解析には、分析知識や製品知識、そして経験が求められます。また、解析結果を社内の依頼者にフィードバックする際には、コンサルタントとしてのアドバイスも加えます。メンバーには、社内のネットワークの構築や、コミュニケーション能力も必要です。3Mの製品は、46のコア技術の組み合わせでできており、各コア技術のエキスパートから知識を得たり、彼ら同士を繋げていったりすることが、解決の近道となるからです。実際、コーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリーにいる分析メンバーのほとんどが経験豊かなベテランです。

私自身は、数多くの製品が誕生する過程において、本当に詳しく関われることに、何よりもやりがいを感じています。

2人のお子さんの育児・出産と仕事の両立についてはいかがでしたか。

lc08_2_042002年に1人目、2008年に2人目を産み、いずれも産休に加えて、連続して育児休暇制度を利用しました。最初の出産・育児は、何もかも初めてでしたので、短縮勤務制度を利用しました。また、復職後は、実家近くの保育園に預けて、両親の助けを借りながら、仕事と家庭のバランスを保ちました。社内にはさまざまな働く母親への支援制度がありますので、自分でスケジュールを調整し、周囲からの温かいサポートも得られ、無理をしない環境で働け、本当に感謝しています。

なぜマネジャーの道を選んだのですか?

3Mには、技術部門の管理職にデュアルラダー制度というものがあり、そのまま技術畑でキャリアを積み上げていくコースと、いわゆる管理職であるマネジメントコースが選べます。私は、マネジメントとしてのキャリアを選びました。

分析の仕事は個人プレーになりがちです。私は以前から、もう少し部門としてまとまりがあり、また幅広い事業部に対して、新しい分析手法の開発や、製品開発に入り込んだアドバイスを戦略的に行い、また協働していける体質にしていきたいという想いを持っていました。まだ誰もそこに切り込んでいく様子がなかったため、「誰もしないなら、私がやる」という強い気持ちを持って、2012年にマネジャーになり、2017年からは部長として組織をマネージしています。

マネジャーに就いたときの課題と取り組みについて教えてください。

lc08_2_05マネジャー・部長として私が手がけてきたのは、大きく3つのことです。1つ目は、「グローバルの分析部門との連携」です。実はそれまで、私の所属する日本のコーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリーは、本社のアメリカや各国の3Mのコーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリーと、あまり情報共有を行ってきませんでした。そこで、大きな分析部門があるアメリカ、ドイツ、中国に対して、どんな機能や役割を持っていて、何に注力しているのか、まずはお互いのことを知ることから始めました。今では、コラボレーションプロジェクトを遂行するなど、同じ方向を向いて常に活動していくようになりました。

2016年と2017年にはアメリカ本社に赴き、カウンターパートへ日本のコーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリーの戦略を説明したり、3Mのグローバルなアナリティカルラボラトリーとの連携について話し合ってきました。こうして各国とのコミュニケーションを増やしたことで、グローバル規模の関係を築くことができ、さまざまなメリットをもたらすことができました。

2つ目は、メリットの1つでもあるのですが、「投資」です。特にアメリカ本社とのコミュニケーションを深めるようになってから、日本のコーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリーが今何をしていこうとしているか理解され、日本への投資が一気に増えました。投資が増えたことによって、詳細な解析をスピーディに出すことができるようになり、更に以前と比較してより明確な解が得られるようになったという意味で、会社の掲げている“カスタマーファースト”に貢献できるようになりました。また、研究員達のディベロップメントにもつながりました。

3つ目は、日本のコーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリーの「プレゼンス向上」です。知識も経験も豊富なメンバーが揃っている上、各国に比べて離職率が低いこともあって、その実力はアメリカ本社にも一目置かれています。しかし、各国とのコミュニケーションを始めた頃は、そのレベルの高さがなかなかグローバルに伝わりませんでした。なぜなら、欧米や中国などと比べ、日本人特有のカルチャーの違いもあり、一様にアピールに積極的ではなかったからです。そこで私はマネジャーに就いて以来、「自分たちの実績をアピールしよう」と活動を続けてきました。例えば、自分たちの開発した分析技術、または、大きなプロジェクトへの貢献をグローバルで共通のフォーマットで発信し、認知度を上げていく―メインの分析業務以外に時間を費やしますが、各国では当たり前のように行っていたことを、日本でも実施しようとメンバーに重要性を説き、働きかけ続けました。真面目にやっていれば誰かは見ていて、いずれ必ず報われるだろうという日本のトラディショナルな考え方は、グローバル企業では通用しません。これらはまだ発展途上ではありますが、少しずつ手応えを感じています。

自由なチャレンジを邪魔されない会社

スリーエム ジャパンの女性活躍推進について、どう感じていますか?

lc08_2_062016年にデニース・ラザフォードが代表取締役社長に就任してから、女性活躍推進のギアが一段上がったと感じています。デニースが率先してジェンダーダイバーシティを進めており、最近は女性の部長が珍しくなくなりました。ただ、アメリカ本社でダイバーシティといえば「国籍の多様性」であり、女性が活躍するのはもはや当たり前です。その意味で言えば、日本はもっとダイバーシティに力を入れなくてはならないのだと思います。多様性は、質的変化をもたらしますので、イノベーションに必ず効果があると信じています。

研修制度についてはいかがですか?

私の場合は、特にマネジメントコースを選んでから、それぞれのマネジメントポジションに合った研修を受ける機会にタイムリーに恵まれたことが、大変ありがたかったです。また、それらの過程で出会った社内の方々から、多くの事を学び、教えられ、影響を受け、成長することができたと感謝しています。例えば、技術部門の中だけではなかなか身につかない内容の研修を1年間にわたって受け、経営を中心として、本当に多くのことを学びました。この研修は最低でも週1日は参加しなくてはならないため、仕事の時間的制約がある中で、優先順位をつけて効率的に成果を出す体質にもなりました。部門を越えた社内のネットワークも広がり、自分の考え方にも良い影響を受け、それらを部内にも反映させることで仕事自体の生産性も上がったと感じています。

どのような方がスリーエム ジャパンで活躍できますか?

lc08_2_07いくつかあると考えていますが、一つ目にはネットワーク構築に優れている方。3Mではどの製品も必ず46のコア技術の組み合わせで成り立っていますので、さまざまな部門の方々と協働しなければ、製品を作り上げることができません。製品が変わるごとに、チーム編成替えも頻繁にあり、常に新しいメンバーと仕事をする機会が多くあります。貪欲に広く人間関係を作っていける方のほうが向いています。

次に、「フットワークのよさ」と「プラス思考なチャレンジ精神」をもつ方。3Mには「15%カルチャー」という独特の文化があり、与えられた職務以外に、会社の成長に貢献できるのであれば業務時間の15%を何でも自由にチャレンジをすることが出来ます。自分でメンバーを巻き込み、挑んでいく精神は、新しく楽しい製品を生み出す3Merのあるべき姿だと思います。

そして、最後にお伝えしたいのは、3Mジャパンは「外資系企業」だということです。私自身、海外とのコミュニケーションが増えたことで思うのは、海外メンバーと一緒に働ける環境はやはり刺激的だということです。異なる見方の仲間たちとやりとりすることで、視野が広がり、考え方が変わっていきます。グローバルな視点で考えると、以前とは結論がまったく違ってくることも珍しくありません。こうした環境に魅力を感じる方と是非、一緒に働きたいと思います。

浅井 真紀氏 プロフィール

上智大学大学院理工学系修士。新卒でスリーエムジャパン株式会社(当時は住友スリーエム株式会社)に入社。生活用品機能材事業部技術部にて粘着材の開発に取り組む。その後、社内公募制を利用し、コーポレート・リサーチ・アナリティカル・ラボラトリー(当時は技術本部 分析センター)に異動。2児を出産し、産休・育休を経て2012年7月に同部マネジャーに昇進。2017年より現職。

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