業界のリーディングカンパニー 3社合同セミナー
『デジタル変革がもたらす未来のライフスタイル』セミナーレポート
デジタルセミナー第3回のテーマは、“デジタル変革がもたらす未来のライフスタイル“。各業界のリーディングカンパニー3社、製造業:メルセデス・ベンツ、小売業:トイザらス、コンサルティングファーム:PwCが登壇。各社のリーダー3名をゲストに、現在と未来のデジタル戦略、未来のライフスタイルについてのトークセッションを行いました。クリスマスを控え、サプライズプレゼント、今回限定の懇親会での軽食・お飲物をご用意させていただきました。
デジタル変革期における
各社の取り組み、戦略について
第二部
デジタル変革がもたらす
未来のライフスタイル
第二部デジタル変革がもたらす未来のライフスタイル
〈 パネルディスカッション 〉
上野氏、飯田氏、松永氏をパネリストに迎え、ISSコンサルティング 代表取締役社長 関口真由美がファシリテーターとなり、パネルディスカッションを展開しました。3名の方からお伺いしたさまざまなお話を要約させていただきました。
2030年の社会はどうなると
思いますか?
- ●自動車に関しては、最先端のテクノロジーが詰まった『smart vision EQ fortwo』の世界は意外と早くやってくるでしょう。また、カーシェアリングの比率は確実に高まるでしょう。
- ●医療の発達した社会、大半が100歳まで生きる社会となり、働き方や生き方も確実に変わるでしょう。
- ●リアルとバーチャルの境目のない社会、全部がリアルになり、ロボットが汎用機の社会になると思います。
- ●無料を求める顧客と、良いものを求める顧客の二極化が進み、手に入れた時の感動や所有感を大事にされるだろう。
- ●より便利になり空き時間が増え、時間の使い方が問われ、心のウェイトの高い社会になるかもしれない。
私たちはどう変わっていけば
よいのか?
- ●まず変わらなければならいのは経営トップで、経営トップは、デジタル思考をもってこれからの方針を考え提案していかなければいけないでしょう。
- ●若手もベテランも関係なく、会社を変えていくことを皆で考えていかねばならないという危機感をもって取り組んでいく必要があります。
- ●イノベーティブな発想は、楽しむ中で生まれるので、楽しむことが大切です。
最新テクノロジーを学ぶ
ためにはどうしたらよいか?
- ●ダイムラー社には「デジタルドライバーライセンス」という社内研修制度があり、グローバルでデジタライゼーションの事例を学んでいます。
- ●海外のデジタルに関する展示会に参加したり、また、ネット上で気になるサービス・ツールがあれば直接企業に連絡して、オンラインミーティングを組んでもらったりすれば世界中どこにいても情報を入手できます。
第三部懇親会
第二部終了後は、Mercedes me Tokyo 2階レストラン「Upstairs」内にあるBarエリアに移動し、短い時間ではございますが懇親会を開催いたしました。ゲストの方々との意見交換はもちろん、他社・他業界で活躍される参加者の方々との交流の場としてもご活用いただき、ご歓談いただきました。
Mercedes me Tokyo 2階レストラン「Upstairs」特製のメニューも大変美味しく、カジュアルな雰囲気の中、笑顔あふれる空間となりました。
サプライズイベント
セミナー終了後、セミナー会場外にて、リモートパーキングアシストの実演をしていただける事になり、見学もさせていただきました。駐車が苦手な方からは感嘆の声が上がっておりました。メルセデス・ベンツの皆様大変ありがとうございました。
登壇者の皆様、ご参加いただきました皆様、大変ありがとうございました。未来を創るビジネスパーソンの皆様の糧になれば幸いです。次回セミナー、ワークショップもご期待くださいませ。
< 参加者の皆様から
いただいたコメント >
- ●コンサルから事業会社へ異動し活躍されている人の話を聞き、自分の未来に対する考え方と自分のキャリアに対する考えを深めることが出来た。
- ●未来について考えること、自身の今後を考えるのにとてもよい機会でした。
- ●普段聞くことのない、別の業界の視点で話を聞けてとても満足です。
- ●インサイトに満ちたお話で非常に興味深かったです。
- ●それぞれの登壇者の方の仕事上の立場での話のみならず、個人としての意見も聞くことが出来、実体・実感のあるお話が聞けてよかったです。
- ●日ごろの業務ばかりではこり固まった考えになりがちなので、よい頭のエクササイズの機会になりました。
- ●上野社長のプレゼンを聞きながら、所有と利用(シェアリング)の狭間で採りえる戦略について考えさせられました。所有にこだわるだけの戦略も、利用と所有の共存もあるのだと感じました。
- ●「Experience is currency」というお話に、自身の購買体験を振返り再考しながら、今後のマーケティングのあり方を深く考えることができた。
- ●異業種のタレントを集め、JAM Sessionするようにチームを作り、新しいイノベーションを産み出していくという考え方を是非参考にさせていただきます。
- ●ミレニアル世代、若者というキーワードでのお話があり、未来のライフスタイルを考える上で、その層のインサイトを探り打ち出していく必要があると気付けた。
- ●コトを大切にするからこそのモノの価値・重要性、そして、Service logic、Service dominant logicの本質を改めて考える機会になりました。