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日本ヒューレット・パッカード株式会社
代表取締役社長執行役員
小出 伸一氏

1958年、福島県生まれ。81年、青山学院大学経済学部経済学科卒。日本アイ・ビー・エム入社。米国IBM出向、経営企画・社長室担当、理事・システム製品事業担当、取締役-ITS・アウトソーシング事業担当、取締役-金融システム事業部長などを経て、2005年、日本テレコム入社。常務執行役営業統括オペレーション担当。06年、取締役副社長。同年、ソフトバンクテレコムに社名変更。代表取締役副社長COO。07年12月より現職。

公開日:2012年07月23日
※インタビュー実施時の御所属・役職名にて記載させて頂いております

社長がゴールでは厳しい。能力を注ぎ込まないといけないのは社長になってからですから

グローバルな環境で活躍する「外資系トップ」として、信念にしていることを教えてください。

it_023_01これは社長になってから改めて実感したことですが、社長がやらないといけない大きな仕事が二つあります。ひとつは、今すぐ結論が出ないことに結論を出すこと。5年、10年後に結論が出るようなことは誰もリスクが取れません。副社長も常務も判断してくれない。「社長、ご判断を」となる。もうひとつは、切り捨てるという判断です。何かを選択するというのは、本当には困らないんです。しかし、切り捨てるというのは難しい。事業をやめる、撤退する、賃金を下げる・・・。こういう判断は社長がするしかない。この二つ以外は、マネジメントチームがきちんと裏付けを取りながら、論理的に積み上げています。だから、社長は難しいことだけをやることになる。厳しいし、孤独ですよ。社長を一度やると、もう二度とやりたくない、と言う人もいます。ただ、僕の場合は、社長になることだけがゴールではなかったんです。社長になって何かを成し遂げて引退する、だったんです。つまり、成功しないと引退、なんて言えないんですよ(笑) 。おかげで、社長になるのは通過点で、社長になって成功しているか、というところまで常にイメージすることになりました。実際のところ、社長になることがゴールでは厳しいと思います。なってから成功するんだ、という強い意志がないと、なった後に苦しむことになる。本来、能力を注ぎ込まないといけないのは、社長になってからですから。ゴール設定を間違えてはいけないということです。20代の時に考えていた55歳で引退というのは難しそうです(笑)。あの頃と今とでは、時代状況も労働慣行も変わってしまっています。ちょっと目標が難しくなったな、と思えば軌道修正すればいいんです(笑) 。反省するべきところは、しっかり反省して。いずれにしても、社長に求められることは、難しい判断を、勇気を持ってするということに尽きると思っています。今ある材料だけ見て、「これはイエス、これはノー」と機械的に答えを出すのなら、誰でもできる。そうじゃなくて、自分の経験や知識から、将来を洞察して判断していくわけですね。洞察力です。英語でいえば、インサイト。経営の中で一番重要なのは、このインサイトだと思うんです。膨大にあるデータの中から、価値のある情報と自分が理解して、その情報から先を見通す力は、経営者のとても重要な能力です。

英語ができれば、いいことが待っている。なんて話ではない。英語は参加資格なんです

「英語力」というテーマですが、グローバルな環境でのコミュニケーション力についてお聞かせください。

it_023_02英語ができるようになったら、もっといろんなことができるようになる。たしかにそうなのかもしれません。でも、そんな単純な話ではない、と僕は思っているんです。ヒューレット・パッカード(HP) は、世界170カ国に展開していますが、グローバルでビジネスを行っていくには、同じ土俵の上で議論をして進めないといけないわけですね。みんなでゴールを決めたり、ターゲットを設定したり。そのとき、英語は共通の理解をするための道具になるわけです。実は、単純にもうそれだけなんです。つまり、英話ができないということは、そうした共通理解の場に出ていけないということ。参加資格がないということです。そういうレベルの話だと思うんです。だから、英語ができれば、何かいいことが待っている、なんていう美しい話ではないんですね。逆にいえば、参加資格を手に入れたら、世界は一気に広がります。例えば社員によく言いますが、日本HPは5300人の社員がいます。ここには社長のポジションはひとつしかないんです。つまり、5300分の一の可能性しかない。ところが、グローバルで見ると、英語が話せて、能力が発揮できれば、僕と同じポジションは170カ国分あるわけです。自分のキャリアプランも、オポチュニティも広がる。実際、そういうことができるのが、グローバル企業なんです。ただ、だからネイティブのような流暢な英語が必要なのかというと、僕はその必要はないと思っています。流暢に話す英語力というよりは、場数を踏んで相手と対等に交渉できる、そういう力こそが必要です。どうしゃべるかより、はるかに何をしゃべるか、のほうが大切。グローバルな環境にいると、逆に日本がよく見られる立場にもあります。HPの中でも政治の世界のような「G8」や「G11」があるんですが、メンバーでいると、グローバルから見て、自分の国がどう思われているのか、よくわかるんです。今の印象は、日本の政治や経済がこのままで進むと、完全に乗り遅れてしまう可能性があるということです。市場は大きくならない。GDPはマイナス成長。アジアの中でも他に例のないデフレーションの強い国、価格もどんどん下がってしまう。しかも製造コストも高い。不動産コストも高い。人件費も高い。それでいて、品質に対する要求が高いから、テストもいっぱいしないといけなくて、またお金がかかる。それが日本です。こうなると、出てくる利益はほんのわずかになってしまう。加えて、高い法人税を取られる。そうすると、何も残せない国、という判断になるわけです。本当にこの国に、これから投資していいんだろうか、と全世界が思っている。これが、グローバルカンパニーにいると見えてくる、日本のリアリティなんです。世界が日本に50億投資するより、インドと中国に25億ずつ投資したほうがいい、という結論を導くのは当然でしょう。なぜなら、投資しても利益が上がらないと思えるから。それでも、どうすれば日本に投資してもらうことができるのか。そこに挑むのが、僕の仕事でもあるんですけどね。こんなふうに世界は日本に対して見ているのだ、ということを、もっともっと多くの日本のビジネスパーソンたちが理解しないといけないと思っています。ではどうするのか、という次の一手を打たないといけない。何も無策のまま行けば、極めて危機的状況を迎えます。この状況を本当に理解して、国や企業を変えよう、救済しよう、と誰がしているでしょうか。これは、世界を知ると見えてくる危機感なんです。その意味では、英語ができる人が増えることは、とても重要なことだと思います。世界の声が聞こえてくる場に出られるようになるから。日本がどう思われているのか、肌で感じることができるようになる。これは、日本に間違いなくプラスになります。Text by 上阪 徹
(書籍「外資系トップの英語力」では、小出氏インタビューについて、さらに詳しい内容を掲載しています)

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日本ヒューレット・パッカードは、Hewlett Packard Enterprise(HPE)の日本法人であり、エンタープライズ領域に特化したITソリューションカンパニーです。お客様が新しい価値を創造し、リーダーシップを強化し、成長を加速させるためのテクノロジーとサービスをトータルに提供しています。最先端のテクノロジーで、人々の暮らしをもっと豊かに、 ビジネスのあらゆるシーンで働き方をもっと柔軟で快適にすることを目指しています。

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