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成長する企業のビジネス戦略 Vol.22

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SAS Institute Japan 株式会社
代表取締役社長
堀田 徹哉氏

1987年に大学卒業後、国内事業会社に入社。都市インフラ建設プロジェクトにおいて、大規模建設プロジェクトマネジメント及び、設計・エンジニアリング業務に従事。1995年に米スタンフォード大学大学院建設管理工学修士課程、および同経営工学修士課程修了。1998年にアクセンチュア株式会社戦略グループに入社。主に通信業、ハイテク製造業、小売業などに対する事業戦略、経営改革、IT戦略、システム刷新プロジェクトに従事。2002年から同社エグゼクティブパートナーとして、メディア・エンターテイメント産業統括、通信・ハイテク産業分野におけるアジアパシフィック経営コンサルティング統括などを歴任。2013年にバイスプレジデントとして株式会社SAPジャパンに入社し、アナリティクス、データベース、モバイルなどのプラットフォーム事業を統括するとともに、プリセールス、インダストリーソリューション部門を兼掌。2015年10月にSAS入社。代表取締役社長として、SAS Institute Japan株式会社のビジネス全般を統括。

公開日:2016年09月20日
※インタビュー実施時の御所属・役職名にて記載させて頂いております

お客様の「裏側の思考」に感度を合わせる

大学時代からSASに入社するまでのご経験を教えてください。

it_037_02大学は、スケールの大きなものづくりに惹かれ、土木工学科に進学しました。ジャズのビッグバンドでドラマーとして活動する一方で、交通土木工学を専攻し、「AI」のさきがけであるエキスパートシステムを研究しました。具体的には、AI言語であるLISPを使って、高速道路の情報表示板を最適化するプログラムを構築しその適用性を評価。今から見れば初歩的なAI研究ですが、当時はちょうど第2次AIブーム、最先端を行く研究でした。今、世の中が第3次AIブームを迎え、ビジネスでAIに取り組んでいることには何かの縁を感じます。

大学卒業後は、国内大手ゼネコンに入社し、首都圏の地下鉄や高速道路など、さまざまな大規模プロジェクトに参画し、エンジニアリング・設計・プロジェクトマネジメントなどの業務に携わりました。多様なメンバーからなる複雑なプロジェクトのマネジメントや、緻密な技術検討を通して論理的にお客様と交渉し、大きなビジネスにつなげていく建設プロジェクトでの経験は、業界はまったく違っても、その後の戦略コンサルティングやITビジネスで大いに活きています。最初のキャリアで、その後につながる経験をしっかり積めたことは大変幸運でした。

その後、自らの視野と可能性を広げたいと思い、社内留学制度を利用して、スタンフォード大学へ留学しました。米国の大学院という、まったく新しい環境で、自分を追いこんで学んだことは、私にとって大きな財産となりました。帰国後は経営企画部に異動し、事業戦略や変革の推進を担当し、3年を経たところで、「35歳の今、自分にどれほどのマーケットバリューがあるのか?」と転職を決意。アクセンチュア(当時はアンダーセン・コンサルティング)に入社しました。

アクセンチュアに入社してからは、とことん考え抜くことを経験しました。「念・忘・解」という言葉があります。四六時中考え抜く(念)と、やがてそれが無意識となり、考えていること自体を忘れる(忘)ようになる。こういう状態になって初めて創造的なひらめきが生まれる(解)というものです。この念・忘・解よろしく、この時期私はよく寝ている間に夢の中でひらめく経験を何度もしました。思いついたアイデアを忘れてしまわないよう、枕元にメモを常備し、よく夜中に書き留めたものです。ゼネコンでのエンジニアリング業務は、既知の方程式を使って問題を解決する仕事でしたが、戦略コンサルティングは方程式そのものを編み出す仕事。生みの苦しみは大きかったですが、このときに考え抜く経験ができたのは本当に大きなことでした。2002年からはエグゼクティブパートナーとなりました。インダストリー統括に加え、戦略コンサルティングのアジアパシフィック統括も担当し、インドも含めたアジア諸国のリーダーを束ねるなど、コンサルタントとしての経験に加えて幅広いマネジメント経験を積むことができました。

戦略コンサルタントとして学んだことは数多くありますが、お客様の信頼を得る上で最も重要なスキルに、会話力があります。お客様は時として、問題を感じていても、その原因や解決の方向性はモヤモヤしている状態にあります。そこで私は、お話を伺いながら、お客様の発言や質問の背景を探り、お客様の「裏側の思考」に感度を合わせていきます。そうして、事象の本質を見極め、それに迫っていくのです。チームメンバーにはよく、「単にお客様の質問に答えるのではなく、お客様が何故その質問をしているのかを深く考え、それに答えなさい」と指導したものです。会話を通して、その場で課題を整理し、解決につながる本質的な議論を行うスキル。業界知識や経営に関する知見を常に深め、洞察力や想像力を繰り返し磨いていくことで養われる力です。

アクセンチュアで15年をすごした後、事業会社のマネジメントに挑戦したいと思い、SAPジャパンへ転職しました。強いプロダクトだけでなく、強いグローバルオペレーションをあわせ持つSAPは、マネジメント経験を深める上で素晴らしい環境だったと感じています。3年弱の比較的短い期間ではありましたが、大変エキサイティングで、濃密な時間を過ごしました。そして2015年、SASにジョインすることになりました。

なぜSASを選ばれたのでしょうか?

40年間、アナリティクスの領域でトップに立ち続けていること、そのためにエッジの立ったプロダクトを投入し続け、お客様から絶大な支持を得ていることに、以前からリスペクトの気持ちを持っていました。ご縁あって面談を進めてみると、お話しするマネジメントの方々がみなさん魅力的で、一緒にいい仕事ができそうな印象を持ったのです。これでかなり心が傾きました。

さらに、私が貢献できるチャンスがあると感じたことが、大きな決め手となりました。というのは、SASは確かにアナリティクス領域で素晴らしいブランドを築いていますが、一方でビッグデータ・IoT・AIなどにはまだ対応が十分とは言えません。そこで「SASの次の一手を考え、それをリードする」ことにチャレンジしてみたいと思い、決断したのです。

ブレない強さを大事にしながら、ビッグデータ・IoT・AIに対応

SASの現状をどのように捉えていますか?

it_037_03「ブレない強さ」が、SASの優位性の源泉です。40年間、IPOをせずにアナリティクスだけを追求してきたIT企業など、他には世界のどこにもありません。私が思うには、SASにはIPOの必然性がないのです。プライベートカンパニーであり続けたからこそ、アナリティクスだけにフォーカスし、製品の強さ、人材の質の高さを維持できた。カスタマーと従業員の幸せに注力するには、今後も変わらずプライベートカンパニーのまま、アナリティクスにフォーカスし続ければよいと考えています。

とはいえ、アナリティクスを取り巻くマーケットが激しく変化しているのも事実です。ここ数年、ビッグデータの進展によってSAS製品の活用方法は大きく変わりました。以前は、SAS製品は医薬品の臨床データ解析や金融犯罪対策などに使われることが多かったのですが、最近は、多種多様なビッグデータ解析に使われるケースが急速に増えています。そして今、注目すべきはIoTとAIでしょう。

私たちが目指しているのは、あらゆる企業の戦略的な取り組みのコアにSAS製品が入っており、企業がデータを活用して新たな取り組みにチャレンジする際、その相談相手として、いつもSASが選択肢にあがってくるような存在になることです。そのために今、私たちは「4つの取り組み」を推進しています。

「4つの取り組み」について、詳しく教えてください。

it_037_041つ目は、「提供ソリューション、サービスの高度化」です。具体的には、上で少しお話ししたビッグデータ、IoT、AIへの対応です。先ほどビッグデータに触れましたから、残り2つについての取り組みを簡単にお話しすると、2016年1月、私たちはIoTに特化した部門をグローバルに先駆けて立ち上げました。日本には製造業が多く、IoTに対して大変敏感であり、先進的な取り組みも数多く進められています。こうした日本市場の特性を受け、いち早くお客様のニーズに向き合おう、SASグローバルの方針を待つのではなく、どんどん攻めていこうと社内に声をかけ、チームを立ち上げて、ニーズの掘り起こしと提案活動を加速させました。このおかげで、IoT関連のビジネスは今年急成長し、お付き合いさせていただくお客様の幅も大きく広がりました。

AIについては、SASの強みのひとつである機械学習には、従来から取り組みを進めてきました。今後は、今注目が集まるディープラーニングを含め、AIを活用したソリューション提供をさらに進めていく必要があると感じています。このため、中長期的な技術トレンドとニーズの立ち上がりを見極めながら、SASジャパンのAI戦略を明確にし、2016年下半期から取り組みを加速していこうと考えています。

2つ目は、「パートナーとの連携強化による相乗効果」です。今後はIoTソリューション、AIソリューションなど多くのテーマで、SASが必ずしも保有していない知見、機能、システムなどとの連携が必要となります。パートナーと一緒に、ソリューションを構築していかなくてはなりません。例えば、SIベンダーの皆さんは、SAS製品だけを販売しているわけではありません。SAS製品は、彼らが提供するシステムの一部なのです。ですから、彼らがクライアントに提供するシステムの全体像を踏まえた上で、一緒に戦略を練る、あるいはクライアントを開拓するといったことが大事なのです。こうした連携を、あらゆる場面で強めていく必要があります。

3つ目は、「アカデミアとの連携と人材育成支援」です。SASの成長は、もともとアカデミアから始まりました。他の多くのソフトウェアと違い、SASユーザーの裾野は、大学・大学院・研究所でSAS製品を使った方々が、企業に入られてからもご活用いただいたことで広がってきたのです。ですから、大学の先生方とのネットワークを大事にして、アカデミアと連携し、人材育成の支援に取り組むことは、中長期的に大変重要な取り組みです。最近は、日本の教育機関でもデータ分析・解析に力を入れ始めました。今後、SASをアカデミアに広めていくチャンスが大いにあると考えています。機会があれば、共同研究や産官学プロジェクトなどにもチャレンジしたいと思っています。

最後は、「SAS ジャパン(社員)のポテンシャルを最大化」する取り組みです。最終的に、ビジネスは人です。実際、SAS製品を採用して下さるお客様も、最終的決断の決め手は「社員」であるケースが実は多いのです。社員の可能性を大きくしていくことが、会社のさらなる成長につながると考えています。

SASジャパンの社員を見ていると、外資系IT企業にありがちな「ビッグマウス」は一人も見当たりません。アナリティクスの取り組みは必ず結果を求められます。効果や成果を出せる自信がないのに大風呂敷を広げるようなことはせず、深く物事を考え、しっかりと情報を整理して、論理的に語るメンバーがほとんどです。私は、これはSASの大きな長所だと感じています。ただし、ビジネスの成長には、ときにはリスクを取って、アグレッシブにチャレンジすることも必要だと思います。私は、今までの良い風土を大切に継承しながら、もう少し攻めのカルチャーも入れていきたい。現在、そのために新たな採用を行い、これまでになかったようなDNAを注入し始めています。

また、私の重要な役割のひとつに、「どこに次の成長の芽があるのか」「これからどういったブランドを創りたいのか」「リソースをどのように使っていくか」「どのような意思決定をしていくか」を決め、適宜、社員の皆さんに発信するということがあります。皆のモチベーションを高めるために私ができることの1つは、こうしたメッセージを伝えることだと考えています。

細かな工夫もいくつも凝らしています。例えば、チームで動くビジネスをしている割に、オフィスにはコラボレーションの場が少ないのが現状です。そこでオフィスを増床し、社員たちが気軽にコラボレーションできるフリースペースをつくることを決めました。こうした取り組みの積み重ねも、社員のポテンシャルを高める上で効果的なのです。

どのような方を求めていますか?

it_037_05SASで働く上で最も重要なのは「知的好奇心」です。SASのアナリティクス、コンサルティングで重要なのは、「インサイト」を見つけ出すことです。インサイトとは、新たなデータや経営課題などと出会ったとき、これまでの知見や経験の上に立って、洞察し、新たな仮説を導き出すこと。そこで重要になるのは、新たな知恵に対する好奇心です。どの職種でも、新たな知識や知恵に興味があるかどうかが問われるビジネスなのです。

それから、私たちが行っているのは、社内外のメンバーとチームを組み、力を合わせて成果を出すビジネスですから、チームワークを重視する方を求めています。

以上の2点は全社員に共通していますが、それを除けば、SASには、本当に多様なメンバーが所属しています。普段はマイペースですが、モデリングとなれば目を輝かせて没頭するデータサイエンティストがいます。一見おとなしそうでも、仕事となれば、お客様やメンバーをどんどん巻き込み、主体的に成果を出していく営業がいます。そうかと思えば、自らアナリティクスを実践するスキルを持ったベテランの営業も在籍しています。社内に、いくつもの優秀さの基準があり、さまざまな才能が互いに認め合いながら働いている会社なのです。

最後にお伝えしたいのは、多様な経験を積む環境として、SASは大変優れているということです。さまざまなインダストリーと向かい合い、多岐にわたる経営課題の解決に取り組みます。多様な仲間がいて、多くのキャリアパスがあります。アナリティクス、データサイエンスを極めたい人は言うに及ばず、先端IT市場の最前線でキャリアを積みたいなら、SAS以上の場はあまりないのではないでしょうか。

インタビュー:人事×経営 〜人事戦略を語る Vol.5 「SAS Institute Japan 株式会社」

SAS Institute Japan株式会社

SAS は、企業の経営課題解決を支援するアナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーです。1976年に創業して以来、連続した成長を続けており、全世界で約80,000 サイトで SAS が採用されています。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。SAS Institute Japanは1985 年の設立以来、国内において 1,500 社 2,300 サイトの導入実績を誇り、幅広い顧客に「The Power to Know®(知る力)」を提供し続けています。

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