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BPジャパン株式会社
代表取締役社長
脇若 英治氏

1949年、岐阜県生まれ。早稲田大学商学部卒業後、三井物産入社。会計に従事。在職中の78年、ハーバード大学にてMBA取得。ニューヨークでの企画業務、原油トレーディング会社立ち上げ、東京本社での原油トレーディング業務を経て、85年、BPオイル・インターナショナル(ロンドン)入社。99年、BPジャパンリテール本部長。2001年、BPジャパン代表取締役。02年、ガス・パワー・アンド・リニューワブルズ北アジア事業本部長兼務。

公開日:2006年11月29日
※インタビュー実施時の御所属・役職名にて記載させて頂いております

36歳、入社3カ月でロンドン本社のトレーディングマネージャーを任せるという。驚きましたね。

原油のトレーダーとして、大手商社で活躍されていたんですよね?

脇若
私は会社のMBA第一号でして。留学後、最初はニューヨークで企業戦略や投資分析など、ビジネススクールで培ったことを、そのまま使えるような仕事をしていました。それからしばらくして、次にどの部門に行くか、という話になったんですが、「エネルギーで会社を作りたいと思っている、だから来てくれ」というアメリカ人のボスが現れたんです。それで一緒に作った会社が、一年目でいきなり2400万ドルの利益を出しまして。大成功でした。

結局、私は3年ほどして日本に戻るんですが、この会社にいる間に原油のトレーディングを覚えてしまいましてね。トレーディングは実際はトレーダーがやっていて、私の役割はある種のまとめ役であり、本社とのつなぎ役でした。ところが、2、3年も間近に見ていたら、頭の中で、どうやってトレードしたら儲かるか、わかるようになっていた。これを日本に持ち帰れば、と思ったんです。当時の日本は、長期契約でサウジアラビアから原油を買っていた時代。アメリカ仕込みのノウハウは、間違いなく商売を発展させられると思った。それでやってみたら、大いにニーズがあったんです。

マーケットでは、名の知れた存在だったと聞いています。それがグローバルのBPへの転身につながっていくんですね?

脇若
トレーディングは面白かったですね。何百万ドルという商売を一瞬の間に、ポンポンポンポン決めていく。そして結果もすぐわかる。自分に向いているな、と思いました。商社マンだった私ですが、もう完全にプロフェッショナルトレーダーになっていました。そして、ものすごく儲けた。そのうち商社間のディールなんかをもやり始めて、名前が知られるようになりました。それで、声がかかったんです、BPから。ウチでやらないか、と。実はあるブローカーからは、入社一時金として100万ドルを用意していたところもありました。当時36歳ですからね。びっくりのオファーでしたが、本当だったんですよね。

でも、もしかすると、BPだったから、商社を辞めて行ったのかもしれない。外資系には、トップダウンでシステムがガチガチのところもあると感じていた。それは自分には合わないと思ってたし。BPは当時のビジネスパートナーでした。トレーディングにも力を入れていたし、島国で育ってるからか、トレーディングのメンタリティがあるな、と感じていました。神様の導きだったのかもしれないですね。少なくともお金で選んだのでは決してなかったです。

トレーダーとしてお入りになったBPで、マネージャーになられます。

脇若
入社してすぐに自分で仕事を始めて、結果的に2、3カ月でものすごい儲けを出したんです。また、当時のBPのやり方を見ていて、もっとポートフォリオを増やしたほうがいいと思いました。そこでアフリカやアジアの原油なども買うようにしていました。それで、トレーダーとしても面白いヤツだが、どうやら部門全体のマネジメントもできそうだ、と。それでトレーディングブースのマネージャーになってくれと言われたんです。

入社3カ月ですよ。しかも、36歳じゃ、商社の同期はまだやっと課長代行のレベルなんです。ところが、ロンドン本社のグローバルのトレーディングマネージャー。これ、すごいポジションなんですよ。それを入社3カ月で任せる。しかも、日本人にですよ。とんでもないことをやる会社だな、と。それで受けることにしました。推薦してくれたのは、私をインタビューして採用した人物でした。恩人です。今でも連絡を取り合っていますよ。

人生は仕事だけじゃない。ましてやバリューはお金だったりはしない。

グローバルのBPでマネージャーになられて、どのようにキャリアを作られたのでしょうか?

脇若
私をマネージャーに推薦してくれた人物が、会社のハイポテンシャルを育てるプログラムにものせてくれたんです。それで1年半ほどして次のオファーが来た。リファイナリー、精製部門の仕事をしてみないか、と。トレーディングを離れることになるけれど、このときに思いました。トレーダーとしてやらないんだったら、一流のオイルの人間になりたい、と。そのためには、とことん全部やろう、と。その後は、マーケティングでUKのリテール。さらにはアメリカへ。3カ月に一度、上司とプログラムの担当者と会い、そこで話をするとどんどん実現していった。

ただ、マネジメントのポテンシャルがある人を乗せているだけで、将来が保証されているわけではない。だから、一回一回が勝負なんです。最も利益を稼いでいて優秀な連中が揃っているアップストリーム、いわゆる採掘部門にも一人で放り込まれた。ガス部門では、アジアのストラテジーを一人で考えろと言われた。シンガポールではCFOをやりました。このときのボスに引っ張られて、次はロンドンに戻ってロシア、東欧担当のナンバー2になりました。それから、日本に来たんです。

後継者を育てることも役割のひとつだとお聞きしています。経営トップを目指す若い人にメッセージをお願いします。

脇若
トップになる人には、やはりリーダーシップのポテンシャルが必要です。引っ張っていく力です。引っ張り方はいろんな方法があっていい。当社もそうですが、トップダウンよりも、むしろコーチングスタイル、サポートスタイルのほうがいい会社もある。あとは、横のネットワークを作る力ですね。やはり問われてくるのは、人格的な魅力なんです。

会社の優劣というのは、人とアセットのクオリティの違いだけで決まるものです。アセットの善し悪しというのはストラテジーの問題ですから、考えればいい。問題は人です。人はマネジメントにかかってくる。どう人を採用し育てて、レビューするか。ずっと採用も見てきましたが、最近の印象は、いい人が入ってきています。ただ私は、日本で成功するレベルじゃダメだと思うんです。やっぱりグローバルに成功しないと。実際、そういう人がほしい。日本で入って本社に行くチャンスもあります。この私のポジションを目指しているようではダメなんです。本社のトップを目指さないと。

外資系に転じて良かったこと、というのは、どんなことですか?

脇若
BPに入って何よりも良かったのは、自分の人生は自分の問題なんだ、ということがわかったことかもしれない。仕事もそうだけど、一番大事なのは家族だ、ということもわかった。商社にいるときも、家族は重要だと思っていましたが、夜12時前に帰ったことなんかなかったんですよ。でも、考えてみたらとんでもないことをしていたわけです。BPじゃ、だれもそんな人を尊敬しない。子どもが病気になったりしたら、必ず帰れと言われます。どんなことがあっても、自分の家族を犠牲にしてまで仕事しろとは絶対に言わない。休暇だって、2週間取ってやっと休みといえると分かりました。

西洋人の連中は、食事の会話でよくわかりますが、いろんなことをよく知っています。子どもの教育を見ても、3分の1は勉強、3分の1はスポーツ、3分の1は芸術とバランスが取れている。人生は仕事だけじゃない。ましてやバリューはお金だったりはしない。豊かですよ、心が。そういうところにいると、自分というものを持てる。自分というものを大事にできるんです。

ありがとうございました。

(書籍では、脇若氏に関するさらに詳しい内容を掲載しています)

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