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2015年度 製造業界動向予測と採用トレンド
執 筆ISSコンサルティング コンサルタント 長澤 勉
自動車メーカーの開発部門にて商用車および乗用車のブレーキ設計開発、外資系CADソフトウエアベンダーではテクニカルコンサルタントとして顧客向けテクニカルサポートに従事。エンジニアとして12年経験した後、現在ISSコンサルティングにて製造業を担当。
景気の回復に伴い、2014年に引き続き製造業界全体で求人意欲は高いまま推移しています。特に自動車業界、化学業界での求人件数増加が著しく、その中でもエンジニア、セールス・マーケティングといったポジションの求人案件が多くを占めている状況です。一方、求職者に関しては求人件数の増加と比例して増加しているということはなく、現在は売り手市場という状況にあると思います。
今回は特に採用活発な自動車業界、化学業界にフォーカスして2015年の動向予測と採用トレンドについてお話させていただきます。
【自動車業界】
自動車業界においては、特にエンジニアとプロジェクトマネージャーのポジションにて採用が活発に行われています。エンジニアに関しては、制御系部品のエンジニアのポジションが多く、その中でも、組み込み系の経験者へのニーズが高くあります。また、日本に開発部門を持たない外資系自動車関連メーカーも多く、適用開発(顧客と本国R&D部門のブリッジ業務)を行うアプリケーションエンジニアの求人案件も多く出ています。
プロジェクトマネージャーは顧客との技術折衝、社内の各部門との調整、プロジェクトメンバーのリードなど、エンジニアのバックグラウンドを活かし、マネージメント、コミュニケーション能力を求められます。多くのプロジェクトが進んでいる中、どの外資系自動車メーカー、また、外資系自動車部品メーカーにおいてもプロジェクトマネージャー不足がみられ、採用活動が活発に行われています。
【化学業界】
化学業界においては、セールスエンジニアやマーケティングの採用意欲が高い状況にあります。外資系化学企業の多くではセールスポジションであっても学生時代に化学系学科を専攻されていた方、化学系エンジニアのバックグラウンドを持った方が活躍されています。また、多くの外資系化学企業は日本にはR&D、製造拠点をもたないため、顧客との技術折衝、本国との製品開発にかかわる調整が必要であり、調整能力・コミュニケーション能力も重視されます。
現在エンジニアで活躍されており、将来的にビジネスマネジメント系へキャリアを広げていきたい方に是非チャレンジいただきたいポジションです。
以上、自動車、化学の2業界にフォーカスして転職市場のお話をさせて頂きましたが、エナジー、産業機器、電気電子など他業界についても多くの求人案件を弊社ではお預かりしています。 次のキャリアを考えていらっしゃる方、グローバル環境でチャレンジしたい方、まずは弊社のコンサルタントへ御相談ください。皆様のキャリアパスを一緒に考えてまいります。
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公開日:2015年02月09日