伝えるだけではない
前職でのお仕事の内容をお聞かせ下さい。
最初のエンターテインメント関連会社ではマーケティング&プロモーションに所属して市場調査や分析、商品の販促イベント、企画などに2年間従事しました。 2つ目の日系の流通関連会社では、WEBの企画制作、コンテンツの企画と運営に携わりました。
最初の転職の動機は?
あくまで情報を「伝える」という仕事がその会社では中心でしたが、次第にそれだけではなく、情報を「カタチ」にする能力や経験も身に付けたいと思うようになりました。 伝えたい情報が、ひとつのカタチや大きな価値観となって人々に届いていく。 こういった流れを自分の目で見ていきたいと思ったんです。
「カタチ」にしたものを育てるというステップ
その流通関連企業でのお仕事はどのようなものでしたか?
WEBのコンテンツを制作しながら、同時に現場(店舗)とも密接につながって仕事ができたので商品が実際に動く実感があり、自分の仕事の達成感もありました。 企画をビジネス・パートナー(社内外問わず)と検討し素材を決め、制作に入る、といった流れも学べて自分にも大変にプラスになりました。
そして今回の転職となる訳ですが、今回の動機はどういったことでしょう?
これまでに情報を伝え、それをカタチにする仕事を経験してきてこんどはそうした経験を生かして広告という世界全体を把握したいと思い始めました。 末端での作業から企画を自ら生み出せるような力をつけたいと思ったんです。 具体的にはただ何かを売るだけでなく、長期的な戦略にたってブランドを育てて行く、という仕事に携わりたいと思った訳です。
今回の転職のためには何をされましたか?
前職でインターネットに馴染んでいたためWEBからの情報がとても役立ちました。もちろん雑誌などの他の媒体も注意してはいました。 今回は前職を離れてからの就職活動だったので不安はありましたが、自分のなかでやりたいことがハッキリと決まっていたので、焦点を絞って情報収集をしました。
そして、広告業界
オグルヴィ・ワンを選ばれた理由は何ですか?
大きく分けて2つあります。1つはこの会社がワールドワイドなCRMの専門企業だと言う点です。 また関連会社も多くリソースも多岐に亘るので自分のやりたいことを実現するにはいい環境だと感じました。 それに会社としての長期戦略があって顧客(クライアント)のブランド構築に大きく関れるのも魅力です。 2つ目は働いている人々です。面接を通じて様々な方とお会いしましたが、どなたも自分の仕事にプライドとヴィジョンをしっかり持っていらして、共感することが多くありました。 そして全員が同じ方向をみているという感じを強く受けました。
お仕事内容を聞かせて下さい。
私はアシスタント・アカウント・エグゼクティブとしてIBMの営業を担当しています。クライアントのニーズを的確に把握し、ターゲットに対するより 効率的 /効果的なアプローチを、どのような媒体をつかって展開するべきかを検討し、提案することが私の業務です。 One to Oneマーケティングの手法を戦略的につかい、ターゲットに対してダイレクトに訴求をする仕事です。クライアントとクリエイティブとの橋渡しをすることが重要になってきます。
現在のお仕事につかれた感想はどうですか?
自分にとって、今回の仕事は最も大きなキャリアステージになると思っています。 これまでに身に付けた「武器」を活用してコミュニケーションのプロとしてここで一層しっかりしたものを身に付けたいと思います。オグルヴィ・ワンは大きなクライアントを 多数扱い、重大な責任も持っていますが、社内は友好的で形式主義ではなくとても自由な雰囲気があります。 また、チームプレイを重視するスタイルもとても共感出来る部分です。 広告業界での経験がなかった私を採用して下さったことも会社の考え方の反映だと思っています。
どれだけの成功を体験できるか
ご自分の将来の理想像を描かれますか?
理想像という訳ではないですが、広告、マーケティングのフィールドで、これからどれだけの成功体験を積んでいけるか、ということを目標にしています。 そういった意味では、早くも自分の「居場所」が見つけられたように感じています。 このフィールドで、コミュニケーションのプロを目指して頑張って行きたいと考えています。
今、転職を考えている方々にメッセージを頂けますか?
「なぜ転職したいと思うのか」、「どういうことをしたいのか」というイメージをしっかりと持つことが大切だと思います。 転職には不安が伴うものだとは思いますが、今回の活動を通じて、転職にはタイミングと勇気、そして自分の意志を貫く強さが必要だと改めて実感しました。 その上で第三者の協力者にサポートしてもらうこともひとつのポイントだと思います。 私の場合、自由に発言・発想できる環境、そして自分の英語力を生かせる環境として外資系企業を強く希望していたので、ISSさんの外資系企業に対する幅広い知識や経験が大きな助けになりました。 マメにお電話を頂いたり、面接の前には応援のメッセージを、面接後にはしっかりとしたフォローを頂いたりと、まるで私と一緒に転職活動をして下さったという感じです。 ですから信頼できるエージェントの選択は今回の私の転職成功のキーだったと思います。
本日は楽しいお話を有り難うございました。