INTERVIEW
企業インタビュー

 企業インタビュー
プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社 

その他 活躍するグローバル人材 Vol.2

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社

中谷和世氏:P&Gシンガポール アシスタントブランドマネジャー/SK-II
大学卒業後、留学斡旋企業の営業/営業企画として、主にヨーロッパ地域への留学プログラムの推奨を担当。その後、ビジネスを根本から学びたいという想いからアメリカのミシガン大学にMBA留学。帰国後の2007年P&Gジャパンに入社。その後P&Gシンガポールに異動し、SK-IIを担当。

公開日:2011年2月10日
(インタビュー実施時の御所属・役職名にて
記載させて頂いております)

グローバルでの役割を理解し、ニーズに応える提案をする

現在の仕事内容は何ですか?

スキンケアブランドであるSK-IIの日本市場のビジネス拡大のため、中長期の戦略立案、そしてテレビ・雑誌広告などのコミュニケーションプランの立案をしています。グローバルSK-IIを率いているチームに日本のニーズを伝え、日本の現場にグローバルチームの意向を説明するなど、グローバルとローカルの橋渡しの役目も担っています。

グローバルな環境下で苦労していることや、それを克服するためにしていることは何ですか?

cg_032_01アジアレベルで事業戦略等を担うシンガポールにいると日本は数あるマーケットのうちのひとつにすぎません。その中で如何にマネジメント(経営陣)から日本市場への投資を引き出すか、それが良い意味での苦労でした。シンガポールへ異動してきて半年ほどはマネジメントの意図を理解することができず空回りも多かったように思います。そこで、まずは日本がグローバルビジネスの中でどのような役割を期待されているのかを理解し、そのニーズに応えられるような提案をしていくことが重要だと考えました。そのため、出席が求められていないマネジメントミーティングにも頻繁に顔を出し、ディスカッションを注意深く聞き、細かなニーズに応えられるよう試みてきました。結果として、最近は徐々に建設的な提案ができるようになってきたのではないかと思っています。

仕事のやりがいや魅力を感じるのはどんなときですか?

やはり、自分が手がけた企画が成功し話題になったり、日本に帰国した折に店頭でお客様が購入されている様子を目にすると、とても感動します。まさに苦労が吹き飛ぶ瞬間ですね。また、最近日本で成功を収めた商品や、新しいセレブリティ起用のプロジェクトが、他の国でも応用され、アジア全域で展開されるという体験をしました。自分たちのしていることが、消費者に受け入れられ結果がでる瞬間は本当に嬉しいものですが、その上それが認められ国をまたいで拡大していく…、そこには小さな成功が大きな結果につながっていく実感があり、わくわくしました。これこそグローバルカンパニーで働いている醍醐味だと感じています。

アジアの戦略拠点のひとつであるP&Gシンガポールの特徴と強みは何だと思いますか?

P&Gの強みの1つは、ブランド・商品領域・国を超えお互いに成功例・失敗例を学びあい活かすところだと思います。実際、シンガポールオフィスでは各国の担当チームが机を並べ一緒に働いており、お互いにプランや結果を報告して学びあっています。「何が成功要因だったのか」「何が応用可能で、何がローカル特有の要素なのか」などお互いに追究することで、プランを強めていくのです。私にとっては、こういったお互いに切磋琢磨し成長しようとするダイナミクスがとても刺激的です。

一緒に働いているのはどのような人たちですか?

P&Gシンガポールは、まさにアジアの縮図といった多様性溢れる環境です。インド人、中国人をはじめ韓国人、フィリピン人、タイ人など、言語も文化も異なる上司・同僚達が同じビジネス目標を共有し、同じオフィスで働いています。と同時に、それぞれが担当地域のチームと電話ミーティングなどで日々密にコミュニケーションを図って仕事をしています。オフィスの中では、

異なる言語かと思うほど様々なアクセントの英語と各ローカル言語が飛び交うというユニークな環境です。

立ち位置を明確にし自己主張する、積極性の強い人が活躍する

どのような人が活躍していますか?

cg_032_02強い積極性のある人です。日本では他人の意見をちゃんと最後まで尊重して聞くということがマナーとして求められますが、シンガポールではコメントが終了する前に上乗せして次の人が話すといった切れ目のないディスカッションスタイルです。自分の立ち位置を明確にし、自己主張することが求められる中、「うんうん」と聞いているだけでは“何を考えているかわからない人”になってしまいます。気持ちも行動も前のめりになることを要求されますが、それがここシンガポールで活躍するための、グローバル・ルールだと感じます。

P&Gシンガポールで求められるのはどのような人材ですか?

P&Gシンガポールでは、アジアを舞台にブランドを経営し成長させられる人材を求めています。将来、グローバルな環境で経営者になり、自分で事業をしたいという目標を持っている人にとっては面白いチャンスではないでしょうか。これからの時代、母国から飛び出し、よりビジネスチャンスがある場所で、文化の壁さえも乗り越えて結果をだす人が求められていると感じています。

P&Gシンガポールで働く人のキャリアパスにはどのような可能性がありますか?

シンガポールならではのキャリアの可能性としては、自国のビジネスにとどまらず国境を越えた責任領域を得られることです。グローバル戦略をつかさどるチームに属し商品企画からプロジェクトを立ち上げることもできますし、複数国の担当となることもあり得ます。文化や価値観の違うマーケットを多数束ねビジネスを伸ばすということを経験できる、厳しいながらも、キャリアアップに適した環境だと思います。

ご自身が目指している次のステージを教えてください。

将来は新規市場開拓を手がけたいと思っています。ビジネスを飛躍的に伸ばすため、新規市場参入の可能性を洗い出し、意思決定から参入戦略の確立までを行う、というのが目標です。ここシンガポールで多国籍なチームメンバーとのディスカッションを通してそのようなスキルを身につけ、目標に一歩一歩近づきたいと思います。

最後に、P&Gシンガポールで働きたいという人たちにメッセージをお願いします。

シンガポールではアジア各国の経済成長の勢いを感じます。他マーケットの同僚達が日本の常識では考えられないようなビジネスの成長率を達成していたり、社内の固定概念を覆して成果をだしたり、シンガポールでは市場で勝つことへの強い執着心を感じます。そんな環境の中では、おとなしくできる範囲のことをやっているだけでは結果を出せないと、日々痛感します。今後、アジア全体を視野に入れてどんどんビジネスの可能性を広げていきたいと思う人にとっては、シンガポールは学ぶ機会がたくさんある場所です。ぜひ、一緒にアジアビジネスを盛り上げていきましょう!

ありがとうございました。

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