INTERVIEW
企業インタビュー

 企業インタビュー
レノボ・ジャパン株式会社 vol.3 T・Y氏

業界のLeading Company Vol.1

レノボ・ジャパン株式会社 vol.3

パートナー第2営業部 本部長

T・Y

Lenovoは、Fortune Global500で286位にランクされる売上高390億米ドルのグローバル企業であり、世界最大のPCメーカーであるだけでなく、個人向け、企業向けにPC、ワークステーション、サーバー、ストレージ、スマートフォン、タブレット、スマートTVなどの革新的なテクノロジー製品を提供するテクノロジーカンパニーです。
レノボグループによる旧IBMパーソナルコンピュータ部門の買収に伴って設立され、日本においてはNECとのジョイントベンチャーである「NECレノボ・ジャパングループ」を形成し、日本市場トップのPC事業グループとなった後も、IBMからx86サーバービジネス、GoogleからMotorolaブランドのスマートフォン事業を買収し、ビジネスを拡大し続けています。

公開日:2016年9月29日

根っからの負けず嫌いで営業を続けてきた

ご経歴を教えてください。

it_038_05大学卒業後、最初に就職したのは日系ITベンチャー企業でした。マーケティング職として、当時その会社が行っていたフランチャイズビジネスの出店戦略や市場分析などを行っていました。しかし、仕事に慣れるに従って、自分の力をもっと試したい、結果を出した分だけ報酬がもらえる仕事に挑戦してみたいと思うようになり、3年ほどで転職。外資系メーカーの営業職になりました。まさに、売上を上げた分だけ、対価として返ってくる世界です。

しかし、実際に働いてみると、特に慣れるまでは、毎日が辛くてたまりませんでした。前職と比べビジネスのスピード感が3?4倍速いため、ついていくのが一杯一杯。周囲は優秀な方々ばかりで、いつも背伸びをして働いていました。しかも、売上目標に対するコミットが強く、成績を上げるとさらに目標数字が上がっていくのです。幸いなことに営業成績は全体的に良かったのですが、それにもかかわらず、会社に行くのは好きではありませんでした。それでも私が根っからの負けず嫌いだから、5年間働き続けられたのかなと思っています。

今では、逆にその時の経験が出来たことを、感謝しています。外に出たら、その会社の組織・仕組みが素晴らしかったことがよくわかったのです。 営業のイロハを叩き込んでいただいたこと、多少厳しい状況でも辛いと思わなくなったこと、社交的な性格に変わったこと、実力主義の厳しさを達観して受け入れられるようになったことを、本当にありがたく思っています。協力会社の方々と一緒に働くときのお作法や、仲間たちをどのように巻き込めばよいかといったことも、この会社で学びました。このときの経験が、私の土台となっています。

なぜレノボ・ジャパンに入社したのですか?

前職のメーカーでは、ずっと直販営業に携わっていました。しかし、あるとき、レノボ・ジャパン現社長の留目と話す機会があって、そこで「パートナービジネスを極めたら、ガラスの玉でも売れる可能性がある」と言われたのです。その一言で、直販営業からパートナー営業へと環境を変えてみたくなったのです。パートナーから信頼され、売るものを選ばない営業になりたいと思い入社を決めました。

どのようなベンダーとも組める唯一の存在

レノボ・ジャパンはどのような会社ですか?

it_038_04レノボはPC市場ではもう世界でNO.1の企業ですが、私の所属するパートナー営業部からすると、レノボが「どのようなベンダーとも組める存在」であることが大変な強みになっています。私たちは独立系企業でしがらみがなく、ベンダーと基本的に競合しません。 更に、レノボは常に変わり続けており、新たな発想の商品を柔軟に形にし続けています。例えば、レノボは2014年にMotorola Mobilityを買収し、IBMからSystem xブランドを中心とするx86サーバ事業を継承しました。このことによって、モバイルビジネスとサーバビジネスに一気に強くなりました。さらに2016年には、ニュータニックス社のソフトとレノボの「System x」を組み合わせたアプライアンス「Converged System HX Series」の販売をスタートしています。こうした変化に合わせて、社内には新たな社員が増え続け、新たなルールに変わり続けています。そして、新製品が次々に開発されているのです。私は最近まで、レノボはデバイスに特化した会社だと思っていたのですが、それすらも変わり始めています。一言でいえば、チャレンジを止めない会社なのです。

なぜ変わり続けるかと言えば、それは世の中が大きく変わり続けているからです。2016年、レノボ・ジャパンは、新しい体験を提供する海の家『Lenovo House at Quick Silver』を由比ガ浜海水浴場にオープンしました。指紋認証によるキャッシュレス・デバイスレス環境を整え、オリジナルアプリ「JOYin!」で地域の観光情報を提供しています。このようなデバイスの使い方は、つい何年か前までは考えられなかったこと。今後も、IoTやAIの進化などに伴って、驚くようなデバイスの使い方が出てくるでしょう。こうした新しい取り組みをする際に、柔軟な発想で軽やかに動けるレノボのようなデバイスベンダーが欠かせないのです。しかし、パソコンを新しくすることだけが仕事ではなく、業界トップの会社として、お客様に最適なアプリケーション、サービスを見極めながら、デジタルライフを提供していかなくてはなりません。これはコンシューマービジネスに限った事ではなくもちろん、法人のIT活用もさらに促進できると思っています。日本のIT活用力を世界でトップにするという目標を達成する一役を担いたいと思っています。

ThinkPadについてはいかがですか?

以上の強みに加えて、レノボにはThinkPadのブランド力、製品力があります。販売しながら自ら日々感じていますが、ThinkPadには日本人の繊細なものづくり力が詰まっています。絶妙なキーストロークや打感、手を動かさなくてよいトラックポイントなど、ユーザーが意識しない部分まで使いやすさを細かく研究しつくしているPCであり、世界中のお客様に愛され続けている製品です。
日本のビジネス面でいえば、NECパーソナルコンピュータとタッグを組んでいることが大きいと感じています。NECパーソナルコンピュータ・群馬事業場では、国内すべてのレノボPC・タブレット製品の引き取り修理を行っています。やはりNECブランドには強い信頼がありますし、NECパーソナルコンピュータのサービスレベルは素晴らしい。さらに日本のお客様が安心を得られるという意味でも、この提携は大きなプラスになっていると思います。
また、2015年2月から、NECパーソナルコンピュータ米沢工場にて、ThinkPadの一部を国内生産していますし、ニュータニックス社とのアプライアンス製品「Converged System HX Series」はすべて米沢工場で検品をしています。

やりたいことはほとんどチャレンジできる

所属するパートナー事業部について教えてください。

it_038_02先ほどお伝えしたとおり、レノボには組めないベンダーがありません。本当に多くのパートナー企業様と協働しています。それらのパートナー企業様に一台でも多くレノボ製品を販売していただくべく、インセンティブプランやキャンペーン施策を企画・実行したり、新製品の提案などに伺ったりとさまざまな活動を行っているのが、私たちパートナー事業部です。

私が本部長を務める第2営業部本部は、レノボと古くからお付き合いのあるパートナー様を中心に受け持つ部署です。メンバー全員が私より年上ということもあって、私はマネジャーというより野球部などの「キャプテン」に近い存在で、自らもプレイヤーとして、メンバーと一緒に積極的に動いています。特に厳しい状況のときこそ、自分が率先して動くようにしています。

レノボ・ジャパンが職場として何よりも素晴らしいのは、一人ひとりの裁量が大きく、自由度が高いことです。私は自分でアイデアを出して、どんどんチャレンジしたいと思うタイプなのですが、これまでやりたいと思ったことは、ほとんどチャレンジさせてもらってきました。そのくらい自由で、風通しの良い社風なのです。レノボは変わり続ける会社ですが、その点は私が入社して以来、まったく変わっていません。

特に私が重視しているのは、キーパーソンにできるだけ早くたどり着くことです。さまざまな情報を集めてキーパーソンを探し、ダイレクトに接触するようにしています。単に上層部から当たっていくということではありません。むしろ最初に社長と話してしまうと逆効果ということもあります。こうした動きには細心の注意が必要です。

どういったネクスト・ステップを考えていますか?

パートナービジネスが面白いのは、働けば働くほど、部署や私自身が良い状態になっていくことです。パートナー様との信頼がどんどん蓄積されていくからです。信頼関係ができあがっていくと、例えば「緊急事態なのですが、御社でフォローをお願いできないでしょうか?」「私たちの会社の新人を御社で教育していただけないでしょうか?」というような相談をいただくようになります。このような相談をいただける関係になると、信頼関係のポジティブサイクルがぐるぐると回っていくようになるのです。

パートナービジネスの世界では、競合他社を含めた大きなコミュニティができ上がっています。私のネクスト・ステップは、このパートナービジネスコミュニティのなかで、いつかは自分の名前が「レノボに○○あり」「レノボの顔は○○」と言われるような存在になりたいということです。パートナービジネスに携わって7年。パートナービジネスコミュニティでは、私はまだまだ新顔です。人と人との付き合いを大事にして、数多くの信頼を積み重ねていった先に私の目標があります。

どのような方に仲間になってもらいたいですか?

it_038_03レノボ・ジャパンには、さまざまな企業の出身者が集まっています。例えば最近は、買収に伴ってMotorolaやIBMの社員の方々が入ってきました。企業文化が違うと、考え方、言語、行動規範などがこれほど違うのだということを、日々実感する環境です。この環境に抵抗を感じるのではなく、むしろ楽しみ、さまざまな企業文化を積極的に吸収できるような方が向いていると思います。また、レノボの強みを十分に活かせるかどうかが、レノボ・ジャパンで活躍できるかどうかの分岐点になります。その意味では、社内の優秀なエンジニアなどとのコミュニケーションが鍵になります。お客様だけでなく、社内ともしっかりコミュニケーションできる方がよいと思います。

私の所属する部署であれば、先ほどもお伝えしたとおり、裁量と自由度の大きな会社ではありますが、その前提として、日々しっかりとお客様を回る、パートナー企業様に協力していただけるような関係を醸成するといった当たり前の業務がやはり重要です。やる気があり、謙虚で、誰とでも臆することなく接することができる方なら、活躍できる可能性が十分にあると思います。その上で、パートナー事業部のメンバーに特に問われるのは、どのような方法でどのような方々と組んで、新しい取り組みにチャレンジするかということ。その仕組み、枠組み、アライアンスを創造する力のある方なら、きっと大活躍できるでしょう。

T・Y 氏 プロフィール

大学卒業後、日系ITベンチャー企業、外資系メーカーを経て、2010年レノボ・ジャパン入社。5年間、チャネルセールス営業として活躍した後、2015年からパートナー事業部のピープルマネージャー。趣味は野球で、小学校以来、今まで野球を続けている。

レノボ・ジャパン株式会社 vol.3

根っからの負けず嫌いで営業を続けてきた ご経歴を教えてください。 大学卒業後、最初に就職したのは日系ITベンチャー企業でした。マーケティング職として、当時その会社が行っていたフランチャイズビジネスの出店戦略や市場分析など...

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