外資系企業・グローバル企業への転職【ISSコンサルティング】
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  • 食品・消費財
業界のLeading Company Vol.4

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プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社
アソシエイト・ブランド・ディレクター
亀山 卓也氏

日本でもアリエール、ジョイ、パンパース、ウィスパー、SK-Ⅱなど多くの世界的ブランドを有するP&G。それらのブランドは、世界でもっとも厳しいと言われる日本の消費者に高く評価され、P&Gのマーケティングは世界最高のマーケティングであるといわれています。また、「お金とビル、ブランドを取り上げられても、社員さえいれば、10年ですべてを元通りに再建できる」1948年当時、P&G米国本社の会長であったリチャード・R・デュプリーの有名な言葉があります。この言葉の通り、P&Gは古くから「人材こそが会社の最も重要な資産である」という理念のもと、P&Gから多くの経営者が排出されているように、グローバルで活躍できる経営スキルを身につける人材育成に取り組んでいる企業です。

公開日:2017年04月05日
※インタビュー実施時の御所属・役職名にて記載させて頂いております

マーケティング責任者として
全世界に向けブランドの魅力を訴求

現在どのようなお仕事をされているか教えてください

lc04_04_02スイス ジュネーブにあるP&Gファブリックケアグローバルチームで、柔軟剤カテゴリー(ダウニー、レノア、アンストッパブル) のグローバル マーケティング責任者をしています。様々なカテゴリを有するP&Gの中でも高い成長をしているカテゴリーになります。
洗濯洗剤は消費者が洗濯をする際に必ず使われますが、柔軟剤は世界的に見ると洗濯10回中3回しか使われていません。またP&Gが参入していない国もまだまだ多くあり、非常に大きな成長機会が残されています。

私の主な仕事は、世界中の消費者が洗濯をする度にダウニーやレノアを使っていただけるようにするための新製品開発や、製品訴求コンセプトを作っています。又、競合に勝つためのブランドエクイティの刷新や、パッケージデザイン、新規に参入国の決定や参入戦略なども各国の責任者と共に作っています。
全世界という大きな市場で、多種多様な消費者を理解し、コンセプトや新製品開発を行い、広告を通じてブランドを伸ばしていく仕事はクリエーティブでとても楽しい。自分達が考えたアイデアやプランが世界の人の目に触れ、少しかもしれないけれど人々の生活を豊かにしていく、そんな仕事に僕はやりがいを感じます。日本人として全世界のマーケティングを任されていることに誇りと責任を感じ日々格闘しています。

日本、アジア、そして全世界へと
活躍の場が広がっていった

あなたのキャリアパスを教えてください

lc04_04_03私は、入社以来まず、最も厳しい日本市場でマーケティングスキルを徹底的に鍛えられました。「アリエール」、「ジョイ」、「ボールド」、「さらさ」、「レノア」など様々なブランドを経験しました。1国1ブランドの責任者として、まるで自分の会社のごとくオーナーシップと焦燥感を持ちながらブランド経営を行いました。世界で最も厳しいと言われる消費者や競合を誰よりも深く理解し、様々な試練や失敗から学び、成功を勝ち取ることでブランド経営の基礎を学びました。

次はシンガポールに拠を移し、アジア全域のマーケティング戦略作成を経験しました。「ダウニー」、「レノア」のブランド責任者として、複数国にまたがるブランドのコンセプト開発やテレビ広告制作、マーケティングミックス決定(媒体、タイミング、投下量)を行いました。それぞれの国の共通点と違いを理解しながら、アジア全域で勝てるマーケティング戦略を学びました。また、成長するアジアで勝つためには、多くの投資が必要となります。その投資を確保するには、短期的な利益も十分確保しなければなりません。どの国で稼いでどの国に投資するか。長期的な投資と、短期的な利益のバランスのとれた事業戦略と予算管理も大切な仕事の一つでした。

アジア全域でマーケティングスキルを磨いた後、現在は柔軟剤のグローバルチームが在籍する、スイスのジュネーブに席を移し、全世界の柔軟剤カテゴリーのマーケティング責任者として世界を舞台に戦っています。入社し13年経ちますが毎日新たなチャレンジや試練の連続で、日々成長を感じています。

総合商社勤務、MBA取得を経てP&Gへ
ブランドを創出する仕事がしたかった

P&G マーケティングに入社された理由を教えてください

前職は総合商社の営業でした。商品の価値を高めるブランド創りに魅力を感じて、P&Gに転職しました。

前職では中米の製薬メーカー向けの機械輸出や、樹脂の原料販売といった川上から、最終消費財を中国で生産して輸入するといった川下まで、幅広く商売のイロハを経験しました。商社の仕事を簡単にいえば、「世界中のよりよい物を、より安く」です。ただ、物の品質が均一化した成熟市場では、商社には「より安く」を期待されることが多くなります。「より安く」を追求する毎日の中でふと冷静に市場を見渡すと、価格が高くても売れている物やサービスが多く存在することに気付きました。それはまさにブランドの力であり、そんなブランドを創る仕事がしたいという思いが強くなりました。なかでも、ブランドを一つの会社とみなし、世界中から招集された優秀なチームをリードして経営するというP&Gのブランドマネジメントに魅力を感じ、MBAを経て転職しました。

社会現象とまで呼ばれた成長モデルを
自ら仕掛け、成功する喜び

今まで行ったマーケティングでのBig Successを教えてください

lc04_04_04柔軟剤の役割を、「衣類を柔らかくするもの」から「衣類を良い香りにしてくれるもの」に進化させることによって5年で売上を2倍以上に伸ばしました。以前、消費者に柔軟剤の役割を聞くとほとんどの方が「衣類を柔らかくするもの」と答えたと思います。その頃は柔軟剤を使っている家庭も少なく、かつタオルなど柔らかくしたい衣類だけに使われていました。今、同じ質問をするとほとんどの人が、「衣類を良い香りにしてくれるもの」と答えます。柔軟剤を使う人口も大きく増え、日本では大半の人が洗濯をする度に、毎回使っていただけるようになりました。

柔軟剤の役割を「香り」に変えるため様々な仕掛けをし、防臭できるという便益を継続的に訴求すると共に、フレグランスのような香りを衣類にまとうことができる「レノアハピネス」シリーズを追加することで、柔軟剤よりも洗練され、かつ香水のように強すぎない「柔軟剤以上、香水未満の香り」の魅力を訴求しました。さらに香りの強さを自分の好みに合わせて調整できたり、自分だけの香りに柔軟剤をミックスできる香り付けビーズ「レノア アロマジュエル」を世に出しました。

こうした仕掛けによって起こった柔軟剤の香りブームは、社会現象として取り上げられました。さらにパリの高級ホテルで使われている香りを調合した「レノア オードリュクス」を出すことによって柔軟剤の高級化トレンドが進み市場がさらに拡大しました。現在も日本の柔軟剤成長モデルは世界のお手本となっています。

世界で通用するリーダーシップ
その必要性をもっと多くの人に感じてほしい

P&Gで働くベネフィット、どのようにビジネスを成長させているのか教えてください

lc04_04_06P&Gでは、意見のぶつかり合いが良いアイデアや結果を生むと考えられています。世界中どのオフィスにいっても多国籍の人材が一緒に働いています。例えば私のチームをみると、日本人は私1人、上司はベルギー人、部下はアメリカ、トルコ、レバノン、スイス、フランス人等多種多様な国籍で構成されています。それぞれ生まれ育った環境が違うため、想定外のアイデアが出たり、意見のぶつかり合いが生じます。P&Gのブランドマネージャーには、まず異なる意見を引き出して戦わせ、その中からビジョンを作り、チームを一つにまとめて実行するという高度なリーダーシップが必要です。MBAで学び、商社で日々海外と仕事を行っていた私は、P&Gのようなグローバルな環境でもリーダーとして難なくできるという奢りがありましたが、入社してスキルが全く足りないことを痛感し悔しい思いをしました。ただ、壁にぶつかりながら試行錯誤を繰り返すうちに、多様性に富んだチームメンバーに対してもビジョンを示し、うまく巻き込んでいけるリーダーシップやコミュニケーションができるようになりました。本当の意味でグローバルに活躍できるリーダーとは単に英語で仕事ができるといったレベルではありません。上司、部下、同僚が外国人といった環境の中で、前に出てリーダーとして活躍できる人材。そういう人材は日系企業の海外駐在(マネジメントは日本人、スタッフは現地の外国人という恵まれた環境下)ではなかなか育たないと思います。P&Gのように多国籍の人材の中で若い時から仕事をさせ、かつ外国人と同じ評価基準で競争させることが大切だと学びました。GDP世界3位の経済大国なのに、世界のグローバルカンパニーの経営陣として活躍する日本人が少ないことに危機感を感じます。グローバルな環境で自分を鍛えて、世界で通用するリーダーシップ、マーケティングを学び、世界で活躍できるビジネスリーダーになりたいと思う方は是非チャレンジして欲しいと思います。

「世界で活躍するリーダーになる」
ダイバーシティな環境下その思いは実現される

P&G マーケティングでキャリアを築くベネフィットを教えてください。

lc04_04_05P&Gのように世界中どのオフィスでも多国籍の人材と共に働き、互いに切磋琢磨できる会社はとても珍しいですし、世界で活躍できるリーダー、マーケターとして成長するには申し分のない環境です。P&Gのマーケターは、将来の経営幹部候補生として数百億の売上を持つブランドを経営するブランド・マネージャーに育てるべく採用されるので、正直大変なことも多いとは思いますが、強い志をもち「P&G流をすべて学んでやる」という姿勢で臨めば必ず成功できると思います。また、P&Gは女性にとっても非常に働きやすい職場です。P&Gの商品の大半は女性がターゲットなので感性を活かしやすいのはもちろん、女性が腰を据えてキャリアを築いていくためのサポートがしっかりあります。実際、私の部下のブランド・マネージャー(管理職)の大半は女性ですし、その多くが子を持つ母でもあります。中途、新卒、男女、国籍は全く関係なくフェアにチャンスは与えられる会社ですのでP&Gのマーケティングに興味があり、世界で活躍するリーダーになりたいという志のある方は、臆せず応募していただければと思います。

亀山卓也 氏 プロフィール

総合商社での勤務を経て、MBA取得。2003年P&G入社後、さまざまなファブリックケアブランドを担当し、日本市場におけるブランド経営・戦略の基礎を習得。ブランドマネージャー、アソシエートディレクターとなり、シンガポールへ拠を移し、アジア全域でのマーケティングを経験。現在、スイスジュネーブにて、全世界における柔軟剤カテゴリーのマーケティング責任者として従事。

 

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P&Gジャパン合同会社

日本でもアリエール、ジョイ、パンパース、ウィスパー、SK-IIなど多くの世界的ブランドを有するP&G。それらのブランドは、世界で最も厳しいと言われる日本の消費者に高く評価され、同時に世界ブランドを支える品質を押し上げる原動力にもなっています。また、現在日本でも広く知られているインターンシップ採用や職種別採用などを、アメリカでもいち早く取り入れた企業も、P&Gです。「お金とビル、ブランドを取り上げられても、社員さえいれば、10年ですべてを元通りに再建できる」というのは、1948年当時、P&G米国本社の会長であったリチャード・R・デュプリーの有名な言葉です。 この言葉の通りに、P&Gは古くから「人材こそが会社の最も重要な資産である」という理念のもと、日本においても採用活動をしています。 そのP&Gが経験者採用を開始し、重要な資産である人材を募集しています。

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