CONSULTANTコンサルタント

CROSS TALK

ISSコンサルタント座談会

<第1回>

転職エージェントの価値とは?

<第1回>転職エージェントの価値とは?

人生100年時代、VUCA(※)時代の自分らしいキャリア・働き方を考え、転職ニーズは増えています。
第1回は、転職エージェントを利用するメリット、人材コンサルタントに相談するメリットについて、人材コンサルタントが語り合いました。
ぜひお気軽にお読みください。

(※)Volatility変動性・不安定さ、Uncertainty不確実性・不確定さ、Complexity複雑性、Ambiguity曖昧性・不明確さ

集まったコンサルタント

聞き手・田中 祥子

人材コンサルタント

それぞれの経験・専門性

Q

今日は、転職エージェントの価値とは?というテーマでお話をお伺いしていきたいと思います。


まずは、そこで働くコンサルタントはどういう人?ということで、経験・キャリアなど教えてください。

林 佑悟

横須賀生まれで、中学・高校は沖縄で暮らしました。画像工学で著名な先生がいる大学を探して進学し、コダック ジャパンに就職しました。医療用自動現像機のテクニカルスペシャリストとしてサービスビジネスプランの立案、サービストレーニングなどを担当していました。6年勤務するうちに、次第に仕事が自分のイメージと違ってきて、その頃に転職を考え始めました。

その時に相談した人材コンサルタントの方に、人材コンサルタントにならないかと誘われ、人材コンサルタントになりました。当時、色んな人に職務内容を話したけれど、私の仕事をきちんと分かってくれたのはその方だけで。これも縁だと思ったんです。人材コンサルタントになるなんて、それまではまったく考えていなかったんですが、「ありがとうって言われる仕事をしてみない?」という誘い文句に惹かれました。その後、関口(弊社代表取締役社長)に誘われて、2000年にISSコンサルティング(以下、ISS)に移り、IT業界を、その後ヘルスケア業界(製薬・医療機器業界)、コンサルティングファーム業界を担当しています。
石塚 裕のプロフィールはこちら

林 佑悟

福岡と佐世保で育ち、東京への憧れがあったんですが、九州大学へ。大学時代は、居酒屋・イタリアンレストラン・家庭教師などのアルバイトとサークル活動にいそしむ日々。東京に行くぞ!と就職活動を頑張って、日系化学メーカーに入りました。少数精鋭の組織で力を発揮したいという思いでした。組織は大きいけれど、文系社員は少なくて、裁量権のあるカルチャーが気に入りました。

入社してしばらくはプラスチック原料のOEM営業で、2008年からは労組専従職員や本部役員を経験。その後、営業企画に戻ったんですが、大組織の閉塞感を感じるようになって、転職活動をスタートしました。「小さな組織でワクワク働きたい」っていう希望を出したら、人材紹介企業をいくつか紹介されて、その中にISSがあったんです。人に興味があったし、ベンチャー企業のような雰囲気も気に入って、入社を決めました。担当は製造業界、製薬・医療機器業界です。
上田 健太郎のプロフィールはこちら

林 佑悟

横浜生まれ、横浜育ちで、中学は卓球をして、大学から社会人3年目まではずっとアメフト漬けの人生を送っていました。上智大学では大学院まで行き、データマイニングを研究。データから意外な法則を見つけたり、株価を予測したりする研究をしていました。今で言う「デジタルマーケティング」の先駆けですね。

面白いインターンがきっかけで日本アイ・ビー・エムに入ったのですが、配属されたのはインフラサーバ構築のプロジェクト。そのうち、もっと全体を見ながら働きたい、お客様に直接サービスを提供したいと思うようになってきて、野村證券を経てISSにやってきました。人にも企業にも関われるこの仕事に満足しています。今は、できるだけ多くの方と深い信頼関係を築き、いずれ自分が死んだとき、自分のことを想ってくれる人を一人でも増やしたいという想いで働いています。IT・通信業界、コンサルティングファーム、金融・保険業界を担当しています。
林 佑悟のプロフィールはこちら

人材コンサルタントに
「転職させられる」

という恐れを減らしたい

Q

皆さん、異業種から人材紹介業界に移ってきたわけですけど、人材紹介業界は実際のところ、どうですか?

林 佑悟

思った以上に夢中で働くことができてますね。あっという間に時間が過ぎていきます。ただ、人材紹介業は成熟産業で、レッドオーシャンであることも確かですけど。

林 佑悟

確かに市場は成熟してきたけれど、人材紹介業界は全体的に、まだまだ転職希望者の方から信頼されていないとも思います。転職希望者の方からモヤモヤをぶつけられることがよくありますから。「人材コンサルタントなんて信用できない!」みたいな感じで。

上田 健太郎
林 佑悟

「安易に人材コンサルタントのところに行くと、転職させられてしまう」という恐れが強いように思います。人材紹介企業は、企業からお金をもらうことで利益を得ていますし、日本は終身雇用が当たり前だった時代もありますし、そうした恐れがあるのは当然だと思います。ただ、それは誤解です。そうした誤解を減らしたい、という想いが常にあります。「転職市場、今はどうなってますか?」と気軽に連絡してくださる方は、全体的には増えてきていると思いますが、多くの方が仕事上の悩みを抱えているわけで、もっと気軽に連絡いただける関係性をつくっていきたいと思うのです。

林 佑悟

確かに、転職希望者の方から、「石塚さんの目線から見た、客観的な意見を聞きたいです」と言われることは多いですね。

Q

林さん、石塚さんは、どういう人材コンサルタントでありたいと考えていますか?

林 佑悟

欧米では、人材コンサルタントのステータスは総じて高くて、キャリアの悩みを抱えた方々の相談に乗るプロフェッショナルとして、社会に広く認知されています。私も同様に、もっと気軽に、もっと数多くの方々の相談に乗れる存在になりたいと思っています。

林 佑悟

私もまったく一緒で、真っ先に相談してもらえる人材コンサルタントでありたいですね。

転職エージェントの役割・

ミッションとは

Q

今後転職エージェントにとって、どのようなことが重要になってくると思いますか?

林 佑悟

人材紹介業界は、大手企業と私たちのような専門型企業がますます二極化していくだろうと思います。今はグローバル規模でデータベースやAIなどの活用が進んでいますが、それは大手企業の強みになっていくのではと感じます。また、キャリアコンサルティングを強化する、業界・職種に特化するといった、付加価値型や特化型の傾向がより強まっていくのではないかと思います。

林 佑悟

二極化については危機感がありますね。特徴の弱い紹介会社、コンサルティング力の弱い紹介会社は淘汰されてしまうのではと思います。

林 佑悟

そうですね。転職希望者の方に、信頼され選ばれるエージェントが残っていくと感じます。

石塚 裕
林 佑悟

そういう意味では、ISSは、転職希望者の方のキャリアを長期的にサポートできるのが強みですよね。お話をお聞きした後、「今は現職に残るほうがいいと思えてきたので、転職しないことにします」と決断される方もいらっしゃいます。転職希望者の方が、現状・未来を考えた最善の選択ができることが一番だと思います。

Q

求人募集している企業(以下、クライアント)に対しては、ISSはどんな価値を提供しているのでしょうか?

林 佑悟

クライアントのニーズは何か。私が、ISSが、何が出来るのか。非常によく考えます。もちろん、適任な方をご紹介するのが最大の役割ですが、それ以外には、たとえば、クライアント開催の求人オリエンテーションには、何社もの人材コンサルタントが集まることが多いんですが、そうしたとき、積極的に質問し、求人の背景や内容を掘り下げるようにしています。

それは、周囲のコンサルタントのためにも、クライアントのためにもなることなんです。ときには、ジョブディスクリプションとお話の内容が違うので、ジョブディスクリプションを修正していただけないでしょうか、とクライアントにお伝えするようなこともありますね。 昨年は、ある製薬企業様が開催するエージェント向けアワードで、賞をいただきました。もっと頑張ろうと励みになりました。

ISSのコンサルタントは、誰もが、転職希望者の方に対して、「なぜその仕事を紹介するのか?」「その会社はどんなビジネスをしていて、今どんな状態なのか?」といった通常のジョブディスクリプションには書かれていない、けれど皆さんお知りになりたいことを、詳しく説明するようにしてますから、そのために、人事や上司になるマネジャーの方々に丁寧に質問することは必須なのです。
ISSコンサルティングの強みとサービス

ISSコンサルティングは
エグゼクティブ目線で

情報を集めている

Q

最後の質問ですが、ISSと他社エージェントはどこが違うと思いますか?

林 佑悟

私たちはどうしても、大手企業のようにたくさんの案件を紹介することはできません。でもその代わり、全員が転職希望者の方にもクライアントにも深く入り込んで、相手の方の顕在的ニーズを、またできれば、潜在的ニーズもお聞きし、満足いただけることを目指しています。業界経験者が多く、エグゼクティブの皆さんとも同じ目線で話すことができ、詳しく情報提供できるコンサルタントばかりです。そこが一番の強みではないでしょうか。

林 佑悟
林 佑悟

そういう意味では、ISSは、転職希望者の方のキャリアを長期的にサポートできるのが強みですよね。お話をお聞きした後、「今は現職に残るほうがいいと思えてきたので、転職しないことにします」と決断される方もいらっしゃいます。転職希望者の方が、現状・未来を考えた最善の選択ができることが一番だと思います。

林 佑悟

最も大事なのは、転職希望者の方一人ひとりに、「この人材コンサルタントは、自分のことを分かってくれている」と思っていただくこと。少なくとも私は、そのような存在になることを目指しています。

ただし、エグゼクティブと若手では大きく違う点もあります。エグゼクティブ求人で重要なのは、ジョブのミッション、経営課題、ビジネスと組織の状況です。エグゼクティブの皆さんは、それらを総合的に見て、自分が果たしてその企業で力を発揮できるかどうかを判断されています。エグゼクティブ求人を扱うコンサルタントは、その勘どころを分かっていなければなりません。

林 佑悟

コンサルタントの求人も、実のところ、ジョブディスクリプションはあまり頼りになりませんね。どの企業も同じようなことを書いてますから。でも、実際にクライアントが求める人材はまったく違うんですよ。ですから、クライアントによくヒアリングして、そのニーズを十分に理解するプロセスが欠かせません。それを元に、転職希望者の方に詳しくお伝えをしています。

Q

時間が来てしまいました。最後に一言ずつお願いします。

林 佑悟

「百人百様、一期一会」です。いつも一人ひとりに本気で向き合いたいですし、出会いの時間を良いものにしたいと思います。

林 佑悟

これからも多くの皆さんと中長期的な関係を築くため、キャリアディベロップメントの知識をもっと充実させて、サービスを多様にしていきたいですね。

林 佑悟

クライアントにも転職希望者の方にも、抱えている想いを深く語っていただける存在であり続けたい。そして、求人・組織・個人の本質を追求し続けたいと思います。

CROSS TALK

総括

転職エージェントの価値は、転職希望者の方が現在・未来を考えた最善の選択ができるサポートができるかどうか、転職希望者の方にもクライアントにも信頼される存在かどうかということが見えてきました。キャリアを考えたときに気軽に人材コンサルタントに相談することが、数年後には社会に広く認知されているかもしれません。

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