
日系プラントメーカー、外資系オートーメーションシステムメーカーにて、電力プラントの建設プロジェクト、石油化学プラント向けシステムの技術営業に従事。エナジー業界で10年以上の経験をもち、現在、ISSコンサルティングにて製造業コンサルタントを担当。
ユニクロ、楽天のように、日系企業のグローバル化が進む昨今でありますが、実は、BtoBの製造業においても昔から海外ビジネスに力を入れている企業があります。
所謂、BtoBビジネスの分野において、積極的に海外とビジネスを展開している企業と言えば、三菱商事、三井物産、住友商事等の総合商社がすぐに浮かびますが、そのビジネス内容から、やはり営業やビジネスディベロップメント的な仕事が中心となりますので、技術系より文系の方が活躍されている方は多いようです。
それでは、技術系(エンジニア)の方は、どのように海外で活躍されているのでしょうか?
大手総合メーカーで海外とビジネスしている方もいるでしょう、また、あまり馴染みがないかも知れませんが、エンジニアリング会社がその典型です。
日本では、専業エンジニアリング会社として、日揮、千代田化工建設、東洋エンジニアリングが有名で、売上の大部分が、海外でのプラント建設が中心です。
海外プラント建設において、EPCという言葉があります。これは、Engineering Procurement and Constructionの略で、設計(Engineering),調達(Procurement),建設 (Construction)の頭文字をとったものです。
要するに専業エンジニアリング会社は、メーカーではありませんので、工場を持って生産しているわけではありません。まさに、海外の顧客の仕様に合わせて、設計(Engineering)を実施し、その設計に合わせて調達(Procurement)を実施し、現地で建設 (Construction)を行う企業です。
これまでは、世界の中でも日本のEPCという分野には定評がありました。前述の専業エンジニアリング会社の功績により、日本人の技術力がとても高く評価されてきたからです。
しかし、最近は、韓国勢のエンジニアリング会社が市場を席巻するようになってきております。一番の理由は、人件費等のコストが安いことですが、日系専業エンジニアリング会社も、海外の現地法人を強化し、巻き返しているようです。

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