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外資系転職ISS TOP > 外資系スペシャルインタビュー > IT・通信業界 > 【第1回】戦略コンサルティングからビジネスプロデュースへ

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【第1回】戦略コンサルティングからビジネスプロデュースへ

(株)ドリームインキュベータ 金子隆志氏
シニアプロジェクトマネージャースペシャルインタビュー
堀紘一氏率いる新しい概念のコンサルティング会社
(株)ドリームインキュベータ
シニアプロジェクトマネージャー金光隆志氏

はじめに

【DI社のビジネスモデル】*以下、(株)ドリームインキュベータ をDI社と記述させていただきます。

事業戦略立案、実行支援を中心としたインキュベーションサービスを行う。

    ・主要支援対象
  • 有望なベンチャー
  • グローバル企業の日本進出
  • 大企業による新規事業(インカンバンドアタッカー)
    ・インキュベーションの対価
  • 株(ワラント等を含む)及びキャッシュとの組み合わせで得る
  • インキュベーティとリスク/リターンをシェア
  • ※未来のホンダやソニーを数多く発掘・支援していくことが目標

【DI社の支援領域】

インキュベーションサービスは多々行っている所があるが、支援領域が異なる

DI社の支援領域

Q:ビジネスプロデューサーとは〜ビジネスプロデューサーと、従来のコンサルタントとの差〜

DI社では、プロフェッショナルたちをコンサルタントと呼ばず、「ビジネスプロデューサー」と呼ぶ。従来のコンサルタントとは仕事の仕方も中身も全く異なるからだ。アイディアを出し、ヒト/モノ/カネを集めてビジネスをプロデュースしていく人間でなければ通用しない。これがDI社がコンサルタントを「ビジネスプロデューサー」と呼ぶゆえんでもある。

Q:ドリームインキュベーターとは〜経営コンサルタント時代と、働き方はこう違う〜

(株)ドリームインキュベータ 金子隆志氏

金光氏は、もともとはボストンコンサルティングで経営コンサルタントをしていた。
当時と現在とを比べると、働き方にどんな差を感じるのだろうか。
「コンサルタント時代は、戦略立案にしか関わりませんでしたから、それが成功するも、失敗するもクライアント次第でした。ビジネスは、企画だけで実現できるものではありません。ところが、戦略の絵図だけ描いていると、それを実行するために人をどう動かすか、動いてもらえないときにどうすればいいのか、正解がないときにどうアクションを起こせばいいのかわからないまま走ってしまうのです」金光氏自身、コンサルタント時代に比べて、経営の難しさを日々学んでいるという。
「大企業を主なクライアントとしてきた戦略系コンサルティング会社と違い、DI社では、ベンチャー企業も大手企業の新規事業もターゲットにしているため、両方を見ることで、大企業に潜む問題と、ベンチャーならではの問題がわかるわけです。大企業は、リソースは豊富にあってもゼロからビジネスを作ることに慣れていません。一方、ベンチャー企業は、人の機動性はありますが、リソースが足りず、成長しても、競合が現れたり技術を奪われそうになったりと様々な障壁がある。ベンチャーよりも、大企業のほうが、プランのシナリオ化をタイトに設計できるなど、双方で実戦を積むことで、我々の対応力も格段に上がると考えています」
前は、戦略だけ提言すれば仕事は終わりだった。しかし今は結果責任がついて回る。
「成功してもらうために助けるのが、私たちの仕事です。助けると約束しておいて、それがうまくいかなかったらと考えると、夜も眠れません。それでも今のほうが、本当のビジネスに取り組んでいるという実感があります。」
金光氏が挙げるのは、コンサルティング会社との体制差だ。
マネージャーがコンサルタント統括するのと違い、DI社では、各プロデューサーたちが、個々に自律したリーダーシップを持つ。技術評価チームを始めとし、クライアントの中に入って交渉代行から経営に必要なリソースのコーディネイト、営業代行、商談や案件を纏め上げることから情報収集まで、フルインキュベーションの体制をとる。
「ですから、チームとして、互いの重要性が痛いほどわかるんですね。同僚を蹴落とすとか、自分の仕事しかやらないという状態はありえません。個々人が相当に自律していなければなりませんし、プロとして助け合わなければ結果責任はまっとうできませんので」

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Q:求める人材像とは〜こんな人材に来て欲しい〜

(株)ドリームインキュベータ 金子隆志氏

堀紘一氏が率いる、というとボストンコンサルティング出身者が多いように思われがちだが、むしろ出身者はマイノリティーだ。プロデューサーたちのバックグラウンドは多様である。

「よく、ビジネスは、スタートアップ期が一番面白いと言います。が、厳密に言いますと、立ち上げだけは簡単なんです。ベンチャー企業は、世間的認知度が出てくる直前が一番辛い。ポジショニングの戦略を立てるにも、大企業とは比較にならないほどの精緻さが必要ですし、誰と組むのか、実力をどう伸ばしてどう参入障壁を作っていくか、極めて高度なプランニングと実行が必要になるのです」 例えば、テクノロジー分野は、市場変化が激しいために、プランの軌道修正が数ヶ月スパンで必要になる。

フェーズA、B、C、と代替プランを用意し、現状を早期に見極めて段階的に修正するスパイラルを立体的に作っていく。リソースに余裕のないベンチャー企業と、大企業の新規事業立ち上げという難度の高い分野を専門とするDI社では、圧倒的な分析力が必要とされる。

    金光氏の挙げる、求められる人材像
  • 1. いままでの経験が血肉になっている人
  • 2. 人と協力して仕事が出来る人
  • 3. 自己完結できる人
  • 4. 逆境に強い人、その逆境を楽しめる人
  • 5. 人間的に魅力のある人(華のある人)

「人材に対する希求水準は高いと思います。コンサルタント出身者ばかりでない点からもおわけりいただけると思うのですが、人材を見る際は、ベンチャー企業の経営者と同じくらいの負荷に耐え、本気で現場に入ることを楽しいと思える人かどうか、適性を判断しています」

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