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外資系企業経営者の哲学、判断基準、成功の秘訣を披露 セミナー第1部主題は、『外資系トップの仕事力』〜経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか〜。 講演のテーマは大きく「キャリア」「経営」「プロフェッショナル」の3つ。自身のキャリアについて鷲津氏は、「なぜかいつも難しいところにアサインされ、苦労が普通の状態でした」、「失敗を失敗とは思わないで前向きに取り組んできた」と、ポジティブな性格で乗り切ってきた様子を語った。キャリアの中で影響を受けた人物の一人で、ビジネススクール時代の講師に言われた“ロール・ザ・ダイス”、「60%の成功確立があればサイコロを振れ。そうすれば後悔しない」という言葉が、現在でも経営判断の基準になっていると話す。 企業経営とは? という問いには、「社員が楽しく仕事をできる場にすること」「やるべきことはきっちりとやり遂げる」の2点を挙げた。後者について、そのためにやるべきことを可能な限り具体的にして、それを達成するためのプロセスを明確にすることの大切さを説いた。同時に、正解を教えてくれる人より、プロセスを考えさせてくれる人の教えが後になってずっと身に沁みてくるという。また、心がけている事として、「部下に良い質問をすること」を上げ、一方、経営者として頼もしく感じる社員とは、「積極的に提案をしてくる社員」とした。 次はプロフェッショナルになるための資質。特に外資で成功する条件に挙げたのが、本国の人間に負けないこと。そして、異文化の人との切磋琢磨だという。
第二部
人を動かす力とプロフェッショナルの条件 第2部は、『外資系で活躍するプロフェッショナルに求められる力』と題したパネルディスカッション。グローバル企業で活躍する、マーケティング、経理財務、ITの各分野トップ3名が登場。各職のプロフェッショナルに求められる「条件」や「人を動かす力」について、各々のキャリア、ポジショニングを通してディスカッションを展開した。 各人のキャリアを交えた自己紹介に続いては、「人を動かす力」について。3人のディスカッションの中で共通コンセンサスとなったのが、“人はそれぞれ立場、考え方、能力、適正などが異なるため、接し方に一律の方法はない”という点。こうした違いは組織単位でも共通することだという。そうした中で、メンバー全員を一つの目標に向けて進ませるには、「ビジョンをシンプルかつ明確にし、決してぶれない事」「結果に対する明確な基準と公平性」「多くの人を巻き込む」「最終的には人対人である以上、コミュニケーション不足は致命的」「自分がまだジュニアだったころを振返り、相手(部下)の視点でコミュニケーションすることが大切」 との意見が挙がった。また、外資系企業ならではの特有のポイントとして、自分の仕事について相手(本国)からいち早く信頼を得るには、「とにかく些細なことでも良いので実績を積み上げること」という。「本社は目が届かない日本で何をやっているのか不安。そんな中で大きな成果を得るには、small winの積み重ねが最終的な目的達成の近道になる」とした。 次の「プロフェッショナルの条件」については、各人が思う3つの条件を挙げてもらいディスカッションを行った。共通意見となったのが、仕事への“信念と情熱”。とかくドライと思われがちの外資だが、本当に困難に直面した時の最後の拠り所は、意外にも仕事への強い熱意、そして信念という人間的な面に尽きる。それを備えた人が最後には真の力を発揮でき、困難を乗り越えステップアップした時、次が見えてくる。そして自ら限界を作らないこと、と言う熱い議論となった。また、エキスパートやビジネスリーダーとプロフェッショナルは異なるという意見もでた。
インタラクティブQ&Aでは、「プロセスより結果というが、失敗した場合は?」という質問に対し、「まず、決して周りのせいにしないこと。その上で、失敗から何を学ぶか、次にどう活かすかが重要」だとした。それぞれ、第一線で活躍する豊富な経験からの重みのある言葉が強く印象に残った1時間半となった。 ![]() |
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| 第1部 記念パネルへの感想コメント |
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| ●立場的に自分と離れていても、実際に経営している方の話は落としこめる部分も多く参考になりました。 |
| ●人を動かす力、特に「良い質問」をし、応えさせ、自主性をださせるという点が参考になりました。 |
| ●「トップとして」の話は「上司として」の話として自分でも実行できることもあると思いました。 |
| ●目標設定を行い、いかに周囲を一つの方向にまとめていくか、ということの大切さを感じました。 |
| 第2部 パネルディスカッションへの記念コメント |
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| ●パネリスト三人の畑が違い異なる視点から見られたので、相違点と共通点が理解しやすかったです。 |
| ●パネリストが三様違う畑なのに、共通した意見を持っている点が興味深かった。それがプロ性なのかなと思います。 |
| ●スキルよりもそれを支えるマインド、高いモチベーションを保つことが成果につながると感じました。 |
| ●本社の人間、部下などと仕事をやっていく上で、コミュニケーションがいかに大事か改めて思い知らされました。 |
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