外資系スペシャルインタビュー 最先端で働くエグゼクティブの皆様に業界の最新状況を語っていただきました。

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外資系スペシャルインタビュー

ジョンソンコントロールズ株式会社 オートモーティブシステムズ部門 スペシャルインタビュー

人事・総務 シニアマネージャー 浜野 浩 氏

Q.会社の概要について教えてください。
 JCIは1885年に室内温度コントロールシステムの製造・販売会社として設立され、その後、ビル、空港などの総合コントロールシステム、自動車部品製造・販売へと事業を拡大し、現在では自動車部品事業のオートモーティブグループを中心に、世界30カ国に270の製造・開発拠点を有しています。グループ全体の売上は230億USドルに達し、特に独立系自動車部品メーカーとして世界各国の完成車メーカーへのOEM、OES供給を果たし、グローバルTOP5に名を連ねています。
 一方、当社の前身である池田物産は1948年設立で、以前は日産自動車の系列部品メーカーとして自動車用座席シート、内装部品などを手掛けており、2000年8月にJCIが株式を取得しました。
 現在、当社では自動車用座席シート、内装部品、電子制御部品、バッテリーなどの製造・販売を手掛け、国内の完成車メーカー各社と取引しています。
Q.御社の特徴や強みについてお聞かせください。
 まず、生産と技術開発が一体となっている点が挙げられます。JCIの拠点は世界各国にあり、生産だけのところもあれば、技術開発だけのところもあります。その中で、生産と技術開発の機能を一体で持っている拠点は14箇所に限られ、当社はその一つなのです。
 また、外資系というとよく、「合理的で実力主義である」という声を聞きますが、我々は米国本社をはじめ、全社的に、全ての社員が長期的視点で成長していくことを人材戦略の基本に据えています。
 その現われの一つが、グローバル・エンプロイー・サーベイです。これは、会社の経営方針を決定するとき、全社14万人に一斉に同じ社内アンケートを実施するものです。この調査結果を非常に重視し、企業としてのビジョンが浸透していない点、従業員のエンゲージメントが低い部分が判明すれば、それについて人事部門を中心としてすぐアクションプランを作成し、行動に移しています。
 全社的にダイバーシティが非常に進んでいることも特徴の一つです。ダイバーシティとは、人種、性別、年齢、障害の有無などにこだわらず多様な人材を受け入れることですが、それによってオープンでクリエイティブな組織風土が培われ、多様な発想が生まれます。実際、当社でも、海外から赴任している社員が増えています。
 ただ、今後は女性にももっと活躍してもらいたいと強く考えています。そのため、リクルートメントに際しての評価はもちろん、女性が働き続けやすい環境整備に力を入れているところです。すでに育児休業制度、短時間勤務制度などがあり、実際の利用頻度も高くなっています。
Q.御社が求める人材像について教えてください。
 当社は前身の頃から日産自動車との取引関係がありますが、さらに他の完成車メーカーとの取引にも力を入れており、中期的には日本の完成車メーカーとのグローバルな窓口機能を担うというビジョンが決定しています。そのためにクリアしなければ課題がいろいろあり、最も重要なのが人の問題です。特に、設計業務を担うエンジニアリング部門を強化し、完成車メーカーへの技術提案力をアップしたいという狙いがあるため、完成車メーカーや部品メーカーでシート関係の経験を持ち、バックグラウンドとして機械の素養がある人を求めています。
 そしてチャレンジから逃げない人が当社で活躍できると思います。当社はチャレンジへのバックアップは惜しみません。自ら学ぶ姿勢を持ち、成長し続ける意欲のある方であればグローバルな舞台で活躍する道もあります。
Q.最後に、応募する方へのメッセージをお願いします。
 当社にはもともと日本のものづくりの風土があり、そこにアメリカ企業のグローバルに展開するシステマティックな合理性が入ることで、いろいろな垣根がかなり取り払われてきました。フレンドリーで自由闊達な社風が定着しつつある中、困難を伴うテーマにポジティブに取り組み、乗り越えていく人を歓迎します。

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設計開発本部 シート設計グループ 牧野 太久麻 氏

Q.ご自身のプロフィールについて簡単にお教えください。
 大学では機械工学を専攻し、卒業後は自動車用シートの部品のひとつであるウレタンフォームの製造販売を手掛ける日系企業で、設計と顧客対応業務を5年ほどやっていました。
 そして、今年の2月、この会社へ転職したところです。
Q.転職を考えた理由をお聞かせください。
 自動車の内装シートはいろいろな部品から成り立っていますが、前職ではそのうちのひとつの部品にしか携われず、物足りなさを感じていたことが最大の理由です。4年間ほど、取引先のシートアッセンブリーメーカーに出向してウレタンフォームの設計をしているうち、もっとシート関係のいろいろな部品の設計ノウハウを身に付けたいと考え始めました。
 当社のことは以前から知っていましたが、シートアッセンブリーメーカーであるという点に大きな魅力を感じました。また、シートアッセンブリーメーカーの中でも、特定の完成車メーカーだけでなくあらゆるメーカーと取引きしようとしている点や、設計のみならず製造も一緒にやっている点、さらにはグローバルに展開している点なども魅力でした。
Q.現在はどんな仕事をしているのですか。
 当社の設計チームには、大きく分けてシート全体を担当するチームと各パーツを専門的に担当するチームがあり、現在は、後者のウレタンフォームのチームに所属しています。入社してまだ数ヶ月ですが、いろいろな車種のシートに関するデータを比較検討したり、ウレタンフォームの設計ガイドラインを作成したりと、責任ある仕事を任せてもらい、非常にやりがいを感じています。
 もちろん、将来的には、転職の理由である他の部品設計のノウハウも身に付け、シート全体を扱えるようになるのが目標です。ただ、いまでも他のチームと日常的に行き来があり、シート全体を見ることができる楽しさ、面白さを感じています。
Q.御社で働く魅力は何でしょう。
 入社してすぐ、上司や同僚の人たちとフレンドリーな雰囲気で話ができ、全然緊張しなかったのがすごく印象的でした。複数のチームや部門が集まってのミーティングでも、普通はセクショナリズムからのぶつかり合いが珍しくないのに、それぞれ相手の立場を理解し考えながら、建設的な議論がされているので驚きました。
 また、エンジニアとして大きく成長できるチャンスがある環境だということもいえます。たとえば、完成車メーカーによってそれぞれ使用するCADが違うのですが、当社では社内で講習があり、社内講師が教えてくれます。また、当社はシートのほかバッテリーなどいろいろな分野に事業展開しているので、自動車に関わる多くの部品、素材に接することができます。
 ただし、目標を持ってしっかり執念深く、細かいところまで見ていかないといけません。聞けば教えてくれるけど、聞かないと誰も教えてくれません。
Q.これから応募する方へのメッセージをお願いします
 やはり、車が好きであることが大事だと思います。車が好きであれば、難しい仕事も決して苦痛ではなく、細かいところまで緻密な設計ができるはずです。また、そういう人が活躍できる会社です。
 私自身、転職して本当によかった、よくこんな会社があったなと感じています。これは実際に入ってみないと分からないかもしれませんが、心からの実感です。
ありがとうございました。
【2008/7/22 公開】

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