外資系転職のISSコンサルティング

外資系転職なら3,000社以上の外資系企業の求人をご紹介できるISSコンサルティングへ

無料登録はこちら
トップ 紹介プロセス 紹介先企業 企業インタビュー 海外からの転職 会社概要
外資系求人職種フリーワード検索
検索する

無料オンライン登録

外資系企業のご紹介には登録が必要です(無料)

無料オンライン登録
外資系業界から探す

外資系職種から探す

外資系企業への転職を支援するISSコンサルティングの会社概要

ISSから法人(外資系企業)の皆様へ

語学プロフェッショナルサービス アイ・エス・エス
外資系派遣・紹介予定派遣 アイ・エス・エス
通訳・翻訳者・実践的語学力養成スクール ISSインスティテュート
アイ・エス・エスLA校 ISSTranslations, Inc.

個人情報保護方針
外資系スペシャルインタビュー
外資系転職ISS TOP >  外資系スペシャルインタビュー >金融業界 > 『人を育てる外資系』インタビュー

外資系スペシャルインタビュー

『人を育てる外資系』インタビュー

『人を育てる外資系』インタビュー Vol.1 日本ゼネラル・エレクトリック株式会社 GEインスペクションテクノロジーズジャパン(株) 代表取締役 ゼネラルマネージャー 白幡晶彦氏 GEでは『人』が全て。優秀な人材をどれだけ育てられるか、それが強みに繋がる

白幡 晶彦氏 GE Inspection Technologies 代表取締役
慶應義塾大学 文学部人間関係学科卒。
94年日商岩井(株)(現双日)入社。9年間、自動車のセールス&マーケティングやビジネス・ディベロップメントに携わる。その後GEのECLP(Experienced Commercial Leadership Program)を経て、2005年現職のGE Inspection Technologies Japan 代表取締役 ゼネラルマネージャーに就任。

GEでは「人」が全て。優秀な人材をどれだけ育てられるか、それが強みに繋がる。

Q.GEの人材育成に対する考え方、特徴について教えてください。
 どの企業もそうでしょうけれども、GEでは「人」が全てです。グレート・ピープル、すなわち優秀な人材がどれだけいるか、どれだけ育てられるかが、グループの強みにつながる。ファイナンス、ヘルスケア、航空機エンジンなど、関連性がないビジネスセグメントをつなぐものが「人」だと考えています。ですから、教育研修プログラムの開発・実施に非常に力を入れており、年間で約1000億円をかけています。クロトンビルの研修センターはいつも満杯状態で、世界中から人が集まっています。私が素晴らしいと思うのは、レベルに応じて内容の充実した研修を受けられる環境が整備されていることです。シニアリーダーやトップリーダーであっても、つねに研修を受けています。
Q.リーダーシップ・プログラムにはどのようなものがありますか?
 普通であれば5〜6年はかかるリーダー育成を凝縮して行うというのが基本コンセプトで、優秀な人材には若いうちからリーダーシップ・プログラムを受けさせます。リーダーシップ・プログラムでは2年間に6ヵ月ずつ、4ヵ所のビジネス現場でアサインメント(実務)を体験し、同時にキャンパス・トレーニングも受けながらリーダーシップを学んでいきます。
 現在グローバルに実施されているのは、ファイナンス関連のFMP(Financial Management Program)、人事関連のHRLP(Human Resources LeadershipProgram)、IT関連のIMLP(Information Management Leadership Program)、リスク関連のRMLP(Risk Management Leadership Program)、そして営業・マーケティング関連のECLP(Experienced Commercial Leadership Program)、の5つで、いずれも独自に開発されたプログラムです。私自身、2003年から2年間ECLPを受け、その後、現職のGE Inspection Technologiesの代表取締役になりました。
Q.ECLPとはどういうものですか?
 ECLPは、コマーシャル(セールス&マーケティング)分野で将来のリーダーとなりうる人材を育成するためのプログラムです。
 ウェルチ時代のGEはどちらかというと、シックス・シグマを徹底してオペレーションの最適化に注力している企業というイメージがありましたが、現会長のジェフ・イメルトはコマーシャルを非常に重要視しており、営業・マーケティングを強化するためのさまざまな施策を展開しています。当然、その分野でのリーダー育成にも取り組んでおり、そのひとつとして2002年からECLPを始めました。社内・社外の候補者のなかから毎年、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地で100人程度が選抜されて受講しています。日本の場合は、9割以上が外部からの採用です。
 営業・マーケティングのリーダーとして即戦力となる人材を育てることが目的ですから、5〜10年の実務経験を持っている人を対象にしています。知識がいくらあっても実際に営業経験がなければ、現場のセールスマンに対してリーダーシップを発揮したり、顧客に影響力を及ぼしたりするのは困難ですから。
 リーダー育成プログラムというと、経営者や経営幹部を育てるものと考えられがちですが、ECLPの目的はあくまでもビジネスのリーダーを育てること。結果的にそのポジションに就く人はいますが、それが目的ではありません。
Q.ECLPで具体的に学ぶことは何でしょうか?
 リーダーシップの一語に尽きますね。GEではリーダーシップを、「自ら考え、動き、人を巻き込んで変化を起こし、ビジネスの成長を促すこと」だと考えています。このプログラムを通して学ぶのは、まさにそのことです。
 6ヵ月間のアサインメントでは、まずそのビジネスを理解して、自分なりのテーマを考えてビジョンをつくり、それを達成していきます。その過程において、周囲に自分を認めてもらい、ビジョンに対する共感を得て、彼らを巻き込んで結果を出す。この一連のアクションを通じて、リーダーとして必要な資質が身についていくわけです。また、短期間で成果を出すためには、仕事ができることに加え、周囲に受け入れてもらえるような謙虚さや、現場の人たちを引きつける人間的な魅力が必要になります。そうしたヒューマンスキルも、アサインメントを繰り返す中で磨かれていきます。
Q.白幡さんがECLPにチャレンジしようと思われたのは、どのような理由からですか?
 慶應大学を出て日商岩井(現・双日)に入社し、海外で自動車のセールス&マーケティングやビジネス・ディベロップメントを9年間行っていました。仕事にも会社にも魅力を感じていたので転職する気はなかったのですが、日本のビジネス環境が厳しくなるなかで、生き抜いていくためには自分のスキルをもっと磨かなくてはと考えていました。そんなときに、ECLPの1期生としてGEに入った友人から誘われて、興味を持ったのがきっかけですね。GEには優秀な人が応募してくると聞いていたので、まさか採用されることはないだろうと思っていたのですが、なぜか受かってしまいました(笑)。
 選考プロセスを通しても感じたことですが、このプログラムはビジネスマンとしての自分を鍛えるのに、とても素晴らしい内容です。知識やスキルを身につけるのであれば、ビジネススクールで学んでMBAを取得する方法もありますが、そこで得られるような知識はほかの方法でも獲得できる。しかし、ECLPのように実際の仕事の現場で血肉となるような経験をすることは、ほかではできません。GEのいろいろなビジネスのエッセンスを学び、ビジネスのスピードを身につけられるということだけでなく、自分を人間的に成長・成熟させるうえでも、ECLPをはじめ、リーダーシップ・プログラムは最高の機会になると思います。
TOP OF THIS PAGE

リーダーシップ・プログラムでは、場は与えられるが、その先は自分の強みを活かし成果を出すことが求められる

Q.アサインメントのなかで苦労されたことは何でしょうか?
 私は、GE横河メディカル、航空機エンジン事業部、ヘルスケア・ファィナンシャルサービス、GE Healthcareアメリカ本社(ウーマンズ・ヘルスケア部門)の4つのビジネスでアサインメントを行いましたが、どこでも漠然とした大きなテーマはあるものの、具体的なテーマは自分で決め、実行していかなければなりませんでした。場は与えられるけれども、その先は自分が持っている強みを活かしてチャレンジし、6ヵ月で何らかの成果を出すことを求められたわけです。
 例えば、最初のアサインメントでGE横河メディカルの営業企画部に配属されたのですが、初日に行ったら誰もいなかったのです。とりあえず自分で人事部に行きIDカードを作ってもらい、ネットワークへのPCの繋ぎ方を聞き自分でセットアップするところから始めました。要するに「自分でやることは自分で見つけてください」ということなのですね。自分で挨拶にいって自分でネットワークを作り、自分でビジネスの理解をし、自分のバックグラウンドを最大限に活かしてやっていかなければならない。
 GE横河メディカルでは、例えばセールス部門のほうでアメリカのあるビジネスモデルが日本でもできないか検討したい、と話が持ち上がり、私が事業モデルを作ったり競合分析をしたりしました。商社でやってきたこと、自分の強みを活かせる部分でできることを探し、提案していったのです。営業マンと一緒にクライアントの所までプレゼンテーションしにいったりもしました。
 ほとんどの場合、そのビジネスに関しては素人同然で入っていくわけですから、極端な話、現場で使われている用語の意味すらわからないこともある。ですから、まずはそのビジネスをしっかり理解し、仕事のキーポイントとキーパーソンを把握しなくてはなりません。そのうえで現場にとけ込み、自分が考えたビジョンを達成するためにリーダーシップを発揮し、結果を出す。それを6ヵ月ごとにゼロ・リセットで行っていくわけですから、2年間ずっと苦労の連続のようなものですよ。
 ましてや、周りに自分のビジョンを理解してもらい、共感をベースに巻き込んで結果を出すためには、リーダーとしてのコミュニケーション能力、人間力が必要とされる。後になって振り返ると、最も苦労したのはその部分でしたし、そこがいちばん鍛えられましたね。
Q.GEのリーダーシップ・プログラム経験が今の仕事にどう活かされていると思われますか?
 航空機エンジン事業部で働いたときに、M&Aに伴うインテグレーション(統合)を経験しましたが、実は今、その会社の社長をしています。インテグレーションは、GEという会社をよく理解していなければできません。2つの異なる会社の人材をチームとしてまとめ、GEのカルチャーを浸透させなければならないからです。今の会社では2回インテグレーションを行いましたが、成功したのはECLPの経験があったからだと思います。
 また、4つのアサイメントでGEのビジネスのベストプラクティスを学びましたが、それが自分の財産として蓄えられています。新しいビジネスに取り組むときには、この財産が活きてくると思っています。
Q.GEのリーダーシップ・プログラムを受けたいと考えている人たちに、メッセージをお願いします。
 最初にお話ししたようにGEでは教育システムが大変充実していて、やる気のある人には年齢、職歴に関係なくチャンスが与えられます。その最たるものがECLPをはじめとするリーダーシップ・プログラムだと思っています。ただし、このプログラムはあくまで場やチャンスを与えるものであって、そこから先は自分で考え、もがきながらやり遂げて、結果を出していかなければなりません。リーダーシップ・プログラムを受けるのならその覚悟が必要ですし、それだけのガッツや意欲を持って挑戦してほしいと思います。
ありがとうございました。
外資系企業のご紹介、ご相談には登録が必要です。 無料登録はこちら

バックナンバーに戻るインタビュートップに戻る

TOP OF THIS PAGE