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外資系転職ISS TOP >  外資系スペシャルインタビュー > 金融業界 > 【第13回】ボストン コンサルティング グループ特集 経営戦略コンサルタントスペシャルインタビュー Vol.2

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【第13回】ボストン コンサルティング グループ特集
経営戦略コンサルタントスペシャルインタビュー Vol.2

ボストン コンサルティング グループ 経営戦略コンサルタントスペシャルインタビュー Vol.2

〈松浦 薫氏 プロフィール〉
東京大学教育学部教育学科卒業。大手消費財メーカーで、営業、マーケティングを経験。2002年、BCGにアソシエイトとして入社。現在はコンサルタントとして、医薬品メーカーの企業価値向上プロジェクト、消費財メーカーの課題解決プロセス導入プロジェクトなどを手掛けている。

大学時代と前職での仕事について、簡単に教えてください。

 大学ではスポーツ科学を専攻、パフォーマンスを上げるためのトレーニング方法などを研究していました。卒業後、消費財メーカーに入社しました。初めは営業として配属され、主に卸店や大手薬局チェーンへの商談折衝や、その先にある各店舗での販促などを担当しました。営業の仕事は、自分が考え、動いた結果が数字で見えるので、明快でやりがいがありました。

 3年目からはマーケティングに移り、女性向けのブランドを担当しました。それまでマーケティング経験もなく、当然誰かの下で働くものと思っていたのですが、最初から全て一人でやれ、と言われ驚いたのを覚えています(笑)。課せられたテーマは、成熟化しつつあった市場の中での商品ブランド力の強化。営業経験がありましたから、商品の価格帯やポジショニングはわかっていたものの、ブランドマネージャーとして何をどうしていくか、といったところは全くの手探りで、いろいろな部署の方々に相談しながら進めていきました。損益構造の見直しやコストダウンでブランドの利益体質を強化した上で、ブランドのポジショニング見直しや拡大投資を実施し、横ばいだった実績を回復させることができました。

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転職を考えるようになったのはどうしてですか?

 マーケティングの部署で2年を過ごした時でしたが、担当するブランドの損益管理から、新製品開発、プロモーションプランニングなど、浅く広くではあったかもしれませんが、一通り経験させてもらったような気がしました。消費財メーカーで、営業・マーケティングと経験すると、消費財メーカーのビジネスの川上から川下まである程度全工程を経験し、新しい経験が少なくなってきた気がして、この会社でこの後、私は何をしていけばいいのだろうか、このまま続けてどう成長できるのだろうかと不安を感じ、他の業種や会社を見てみたいと転職を考えるようになったのです。

 営業やマーケティングの仕事はやりがいもあり自分に向いていると思っていたので、この分野で伸ばしていきたいと考えていました。ただ、転職活動をするのであれば、あまり限定せずにいろいろな業種を見てみようと思いました。メーカーのマーケティングとBCGの面接を受け、最終的にBCGへの転職を決意しました。

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メーカーでのマーケティング職ではなくBCGを選ばれたのはなぜですか?

 BCGの面接では、ケーススタディで1時間ほどディスカッションをするのですが、それがとても刺激的で面白かった。自分が漠然と「こうなのかなぁ」と考えていることを、どんどん引き出してくれるのです。疑似体験ではあるけれど、話しながら自分が進化していくのがわかる、心躍る経験でした。この会社でこういう人たちと一緒に働けば、自分の視点や能力を引き上げることができ、今後成長できる幅と深さが全然違うのではないか、と思いBCGを選びました。あとは、BCGでの面接のときに「いろいろな業種を見てみたい」「何かを企画する仕事に携わりたい」と言ったら、「それならコンサルティングの仕事を面白く感じるはず」と面接官に言われたことも大きかったです。

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未経験である“コンサルタント”として働くことに不安はありませんでしたか?

 もちろんやっていけるのだろうかという不安はありましたが、プロジェクト経験を積むうちに、コンサルタントとしての基礎スキルとBCGでの仕事の仕方を叩き込まれ、不安はなくなりました。また、最初のプロジェクトが消費財メーカーのマーケティングで、前職で携わってきたことと業界は違いましたが似通った課題だったので、スムーズに入っていくことができました。

 最初のプロジェクトでは、定量分析を中心に担当したのですが、その深さが今までとは比較にならないほど深く、そこから答えを導き出していくスピードが速いのには非常に驚きました。例えば、「ある商品が売れていない原因を見つける」という課題があったとき、2週間で商品、コミュニケーション、価格、店頭それぞれについて深く掘り下げて分析し、インパクトのある解決策を考えなくてはなりません。このくらいでいいだろうと妥協したら、「それでは課題の答えになっていない」とすぐに指摘をされました。

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コンサルタントとして続けていける、と自信がついたのはいつ頃ですか?

 入社後1年半ほど経った頃に、自分が行なった分析でプロジェクト全体に付加価値が付くという経験をしました。私は定量分析が本当に苦手だったのですが、あるプロジェクトで何千通規模のアンケートの設計、実施、分析を担当することになり、自分の弱みと対峙しなくてはならず、非常に苦労しましたが、「現場から情報を聞き出すのが得意」という自分の強みを生かして現場へのインタビューと定量分析を組み合わせてみました。

 すると面白い分析結果が出てインパクトのあるメッセージにすることができ、その結果、プロジェクト全体に付加価値がついたのです。この成功体験が大きな自信につながり、他の弱みを克服して強みを更に伸ばすきっかけになったと思います。

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コンサルタントとして良質なアウトプットを出すために必要なことは何でしょう?

 天才的な答えが閃く、ということは難しいのでとにかく考えること。考え尽くしたと思ったら、視点を変えて更に考える。煮詰まったときは、プロジェクトメンバーや他のコンサルタントの意見を求めていきます。そうすると何かしらヒントを得られて、考えを進化できるのです。

 4年近くやってきて、論点に対して答えを出していく、ということは分かってきた気がしますが、そもそも論点がどこにあるのかわからないような課題にぶつかると、それを見つけるのに本当に苦労します。これが私の今後の課題ですね。

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コンサルタントになってよかったと思うのは、どういう点でしょうか。

 やはり、20代後半という時期を、成長できる環境で過ごせたことだと思います。プロジェクトでの経験や、一緒に働く仲間から、多くの視点や考え方を学ぶことができ、自分の中の引き出しがすごく増えていく。また、論理的に考える力、問題解決力など様々なビジネススキルも高めることができたと思います。これらの経験と知識は将来の財産として、とても役立つと考えています。もちろん、コンサルタントとして最後まで関われない立ち位置に辛さを感じることは正直あります。ただ、それを引いても十分におつりが来る経験をさせて頂いたと思います。

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最後に、BCGに入りたいと考えている人へメッセージをお願いします。

 ビジネスパーソンとして成長したり、キャリアを高めたりするうえで、BCGは仕事の内容でも、仕事をする環境としても、非常に良いところだと思います。とはいえ、プロフェッショナルファームですから、仕事のアウトプットはもちろんのこと、キャリア形成についても当然自己責任・自己管理が求められます。この会社で何をしたいのか、それをすることで自分がどう成長したいのか、というビジョンを持って入ってきて欲しいです。目標をしっかり持っている人に対しては、BCGはサポートを全く惜しみません。

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