| C氏 |
理系の大学を卒業し、国内の総合電機メーカーに入社しました。メーカーを希望していたことと、英語が好きで勉強していましたから、海外に工場を持っているグローバルな会社ということで選びました。そこでの仕事は、事業部の生産企画です。
入社して5年後、海外の販売会社に引っ張られるようなかたちで転勤、出向し、東南アジアの3カ国に駐在しました。そこでは、セールスエンジニアとプロダクトマネージャーの仕事をしていました。 |
| C氏 |
言葉が大変だ、という方もいますが、それよりも、日本の工場と現地のセールス、お客様との間に入って、どのようにまとめていくかということのほうが大変でしたね。国内にいても、工場と営業では考え方が違いますが、さらに文化の違いがある両者の間に入り、両者に分かりやすいように、また、差しさわりのないように訳していくわけです。 |
| C氏 |
私は10年間で3カ国に駐在しましたが、こうした仕事ができる人は私以外にほとんどいないのではないかという自信はできましたね。商品を技術的な面から理解していて、英語が話すことができ、現地の人たちとやりあえる人というのは、千人以上いた事業部のなかでも2、3人しかいませんでしたから。 |
| C氏 |
英語が好きだったので、大学生のころから自分で勉強しました。ただ、所詮、理系のやる趣味の英語なので、文系の方に比べれば劣ると思います。理系で、工場勤務の経験があり、英語が話せる人は意外と少ないのです。もし、海外が好きだからと文系で英語をキッチリやってこられた方が沢山いる商社を選んでいたら、今まで経験してきたような仕事には恵まれなかったと思います。 |
| ISS |
英語のできる営業よりも、何がポイントかわかっている技術者のほうが、現地の方から信頼を得ることができるってことはありますよね。Cさんは販売会社では営業もされていたそうですがやはり技術系のバックグラウンドが役に立つことがありましたか? |
| C氏 |
そうですね。技術系のバックグラウンドを持っていたので、お客様の質問に対して、技術者に頼らなくても自分で回答できるところから信頼感を得ることができました。なにかあればその場ですぐに製品をいじれるように鞄の中にはいつもドライバーが入っている、というようなタイプの営業スタイルでしたね。 |
| C氏 |
10年海外にいて、日本に戻り、いろいろ思うところもあり、もう一度自分の力を試してみたいという気持ちがあったからです。 |
| C氏 |
人材会社に登録し、紹介されて、応募したという形です。日本で立ち上げたばかりの外資系企業でしたので、担当商品については私に全てを任せてくれるというところが魅力でした。 |
| C氏 |
任せられていた商品の営業が軌道に乗り始め、日本で法人をたてるということになり、私より10歳ほど年齢の上の、業界の大先輩が上司としてスカウトされてきました。そうなってくると、私がその会社でやるべき仕事は終わったのかなと感じたからです。 |
| ISS |
そこで今回、ISSに問い合わせていただくことになったわけですね。お問い合わせを受け、英語力と技術系の経験が活かせるポジションを探し、ご紹介させていただきました。 |
| C氏 |
まず、プロダクトマネージャーという仕事が魅力だったことと、日々仕事を一緒にしていく人たちと複数回面接ができ、波長が合うかどうかをちゃんと確認できたことです。最初の転職のときは1回の面接で決めてしまったのですが、その後、面接した人が辞めてしまい、それは失敗したなと感じていたので、この点は非常に大事だと思っています。
実はこの会社を含め同時期に3つの内定が出ており、待遇は他の2社のほうが良かったのです。しかし、現在のポジションが魅力だったことに加え、1社は日本のメーカーで、1回の面接で決まってしまったことに不安を感じ、もう一社は外資系の商社でメーカーではなかったため辞退させていただきました。 |
| ISS |
転職活動って不思議なことに、それまでずっと苦戦をしていても、オファーが出るときには複数出るという方が多いようです。 |
| C氏 |
私の場合も、人材登録をしてから半年くらいは上手くいきませんでしたよ。半年くらい経って、面接が入り始めたら一気に3社からオファーを頂いたのです。 |
| C氏 |
海外の駐在員をやっていたときと、ちょうど鏡で映したような仕事です。同じようなことがけっこうあるのですよ。例えば、機械が故障したとき、設計意図を理解しないまま現地の人間は修理し、そこで袋小路に入り込んでしまうというようなことです。そのあたりのインターフェイスになるのが私の仕事かなと思っています。 |
| C氏 |
製品の技術に関わるすべてが自分の責任のもとにあるということですね。プロダクトからアフターまで製品を一貫してみられるということだけでなく、特定のお客様に特定の用途を開発するというようなアプリケーションエンジニア的なこともやりますから、それが上手くいったときには面白いですね。プロダクトマネージャーになるためには、まず、製品が好きであることが大事だと思います。機械に触ることが好きな人でないとなれないのではないかな。 |
| ISS |
プロダクトマネージャーの教科書には、分析とか、マーケットとか、企画をこうして立てなさいと書いてありますが、それよりもまず製品、プロダクトが好きであることのほうが本当は大事なことでしょうね。 |
| C氏 |
20代まではどこの大学を出たかを言えばいいかもしれないけれど、30代になれば20代のとき何をしていたか、40代なら30代のときに何をしていたかが問われます。何でもいいのですが、これに関しては、誰にも負けませんと言えることがあるかどうか、それを考えて各年代を過ごしていくべきじゃないでしょうか。 |
| C氏 |
特に40歳過ぎての転職を考えている方に伝えたいのは、登録をして待っているだけじゃなく、自分から積極的に動くことが必要です。コンサルタントの方にも、相手先の面接者の方にも、自分の経歴に自身を持ち、関心を持ってもらえるように、自分からアピールしていく姿勢が大事だと思います。 |

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